名古屋名物の手羽先屋・世界の山ちゃん栄店で「赤い彗星」という甘ったるいカクテルなんぞ飲んだ夜。
本当は「女子大店」に行く予定だったのだが、外部からの干渉により「栄店」にいく羽目になってしまった。
ままならぬ人生よのう。
安定したチェーン店なので、きっと店舗ごとの味の違い等はないとは思うが、とにかく「女子大店」に行きたかったのだ。
そう、その店名にロマンがある。男のロマンだ。
女子大、女子大。
札幌には天使大学という女子大があって、しかも看護学科とかもある。
学生時代、その事実だけでいろいろと妄想して丼飯を3杯くらい食える人々が周りにはたくさんいた。
もちろん、僕も「どんな天使ちゃんが通ってる大学なんだ!?」といろいろ妄想したり、悶々としたものである。
それと同じ魅力が「世界の山ちゃん・女子大店」という文字列には秘められている。
ものすごくいきたかった。
3年前に女子大店へ行ったことがあり、確かにカワイコちゃんがいて、一緒に写真撮ったりしたし。
でも、でも、今日は女子大店から200mほどしか離れていない栄店に連れて行かれたのだ。
手羽先は美味かったさ、でも、栄点にはカワイコちゃんがあんまりいなかったさ。
がっくり。
「こうなりゃ、山ちゃんのハシゴか?」
と、密かに盛り上がったりもしたけれど、「もう手羽先はいらない」という意見のもと、断腸の思いで女子大店の看板を想像し、いろいろ悶々と妄想しながらホテルに戻る。