以前から予告していたとおり、今夜はNゲージカフェ・シルクロードの終着駅でオフ会を開催した。
alm-ore 関係でお集まりいただいた方が11名(木公含む)という大所帯。
人間に関して言えば、引退した元国鉄マンから現役サラリーマンや主婦など、まさに老若男女。
持ち寄った鉄道模型について言えば、石炭や木材を運ぶ蒸気機関車D51から、現在も山陽新幹線を走っている0系やJR北海道の振り子特急スーパー北斗などなど、まさに古今東西。
偶然だと思うのだけれど、今夜は僕ら以外にもたくさんのお客さんが入っていた。僕たちのほかに最大10人くらい。つまり、店全体で20人くらいの客がいたことになる。こんなに大盛況なのは見たことねぇ。
さらにすごいのは、当blogのコメント欄でおなじみの 中の人(S) さんが持ち込んだ寝台列車セット。SLにひかれる戦後の寝台特急「つばめ」やら、現在でも東京と札幌をつなぐ北斗星とか。
しかも、それらには車内灯が仕込まれていて、客車が光るんだ。
でも、お店の照明のせいで、あまり迫力がない。
するとどうだろう・・・。
お店の電気を消してくれた!
駅と街の街灯、そして列車の灯りだけが浮かび上がってきて、美しい。
ちょっと感動的(残念ながら、僕のケータイではこれ以上の写真は撮れなかったが)。
80年代のディスコには「チークタイム」というのがあって、スローな音楽でちょっとイイ雰囲気を盛り上げてくれる演出があったそうだが、それに匹敵するくらいのイイ雰囲気(ただし、鉄道模型に興味のない女の子を連れ込んでも、逆効果かもしれんが)。
しかも、もっと感動したことが別にある。
今日は偶然に多数のお客さんがいたことはすでに書いたが、このとき、見ず知らずの客同士の間に、一体感が生まれたんだ。
お客さん全員が照明を消すことに同意し、そして寝台列車の周りに集まって一緒に見た。
その連帯感といったら。
話を聞くと、この店で照明を消すのは、オープン以来初のことらしい。
とても良い時に居合わせたものだ。
その他、88夫妻が持ち込んでくれた、新幹線0系とドクターイエロー。
ドクターイエローというのは、路線の電気試験を行う専用車両だそうで、黄色い塗装がされていることからこう呼ばれている。
威張って説明している当方だが、実はドクターイエローの実物は見たことがない。それくらい珍しいってことで。そんなわけで、模型としてもマイナーなわけで。僕らが走らせていると、よそのお客さんが頻繁に覗き込んでくる。自分の持ち物ではないのだが、ちょっとハナが高かった。
当方が道産子ということで、JR北海道が誇る特急を並べてみた。
右にある「スーパーおおぞら」は、昔我が家にあったもので、現在Kayo実家にもらわれていったものだ。
Nゲージにハマった1週間後にあるむ(猫)を拾ってきて、彼女に蹂躙されるのをおそれて手放したものだ。大事にしてくれているようで、うれしい。
左側にある「スーパー北斗」は中の人(S) さんが、道産子の僕のために貸してくれたもの。
彼からは「北海道には高架線路はないけど・・・」と突っ込まれたが、札幌駅の周りは高架だと反論しておいた。あと、スーパーおおぞらは走っておらず、スーパー北斗だけだが、千歳の辺りも高架だからいいのだ。
とにかく、いろんな車両が集まって、いろんな人々も集まって、すげぇ楽しかった。
そんなわけで、チャンスがあったらまた大人数で出かけたい。
【おまけ1】
某元国鉄マンな人からは、いろいろレクチャーをしてもらった。
蒸気機関車の石炭をくべるとき、機関助手はどういうポーズでやるのか、そしてどんな苦労があるのか、とか。多くの蒸気機関車では、石炭がつんである車両って別の車両じゃん。機関車から半身を石炭車に乗っける、つまり2つの車両に片足ずつ乗せてまたがるんだって。命綱なしだそうで、危険だなぁと思った。さらに、石炭を燃やす炉の中はたくさんの空気を必要とするから、ものすごく強い風が吹いてるそうだ。油断していると、スコップが中に吸い込まれそうになるらしい。ますます危険だねぇ。
【おまけ2】
シャア専用 WiLL CYPHA で新幹線を見に来た俺の図。
木公っててっちゃんだったの?
本州に住むようになってから、Fe成分が増したみたいです。
北海道よりも鉄道が身近で、なんか見てると楽しくなってくるんです。
特に新幹線。
北海道時代は飛行機の方が身近でそっちの方が好きでしたが、京都に住み始めてからは断然新幹線ですな。
今日はどうもありがとうございました。
あんなに立派な施設だなんて思ってもいなかったので
とても驚きました。
大好きなドクターイエローも走らせていただけて
嬉しかったです。
帰り道に、老いた父が
「いやぁ~今日は楽しかった!
オレ、70近くになって第二の青春をさせて
もらってるみたいや! ありがたいことや~。」と
しみじみ語っておりました。
ありがとうございました。
またご一緒させてくださいまし☆
木公様、本日はご来店頂き有難う御座いました。
お集まりの皆様もご足労頂き誠に有難う御座いました。
OPEN以来、全照明を落とした事は私が勤務している時には
無かったと思います。
少々照明を落とさせて欲しいと頼みましたが全照明を落として
頂けたのは本日の責任者である厨房のチーフによるサプライズ
でした。 チーフ有難う御座いました!!
来月より都合で外の人(S)になるので最大限に気を使って
頂いたのかもしれません。
今後もあったら良いのになぁ~。
KAYO様とご両親様、グダグダな挨拶になり誠に申し訳
有りませんでした。 店に入店した時点でカレーを召し
上がってたのでピン!!と来ましたが...
木公様、りんママ様、本日は楽しかったです。
また機会があれば参加したいと思います。
今月でシルクロードの終着駅を退きますが今後とも当店
をご利用頂けたら幸いです。
Kayoさん:
Kayo父さんには0系を並べるときに、「新幹線は、博多方面が1号車」であることを気をつけるように言われました。これは、新幹線に何回か乗ればわかることなので、心の中で「知っとるわい!」と思ったとか、思わなかったとか。
しかし、「客車は前か後ろのどちらかにしかパンダグラフがない。パンダグラフは全て博多の方に向いている」と細かいリアリティを教えてもらったときは、さすがっ、と舌を巻きました。
またいろいろと教えを請いたいです。
中の人さん:
本文に書いたとおり、照明を落としたときは本当に感動しました。中の人さんが、客室灯つきの車両を持ち込んでくれたことと、スタッフに口利きしてくださったおかげです。本当にどうもありがとうございました。
また、事前にメールで「D51のナメクジを持っていく」とおっしゃっていて、”ナメクジってなんじゃらほい” と思っていたのですが、実物を見てよくわかりました。
JR北海道シリーズの列車も、道産子には本当にうれしいものでした。
また、ご一緒したいです。
参考:
D51のナメクジがわからん人はここら辺を見よ。煙突周りの形状がナメクジなんだ。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~toyoyasu/d51.htm
そうそう、一番最後のサイファの写真、写真をクリックして拡大して前輪のところを見てほしい。箱に入った捨て猫がいる。
りん母さんが今朝仕入れてきた一品。
ステキな企画をありがとうございました。
こんなにお客さんが多いのは初めて・・・ではありましたが
知らないお客さんとも会話が弾み、店全体がフレンドリーな
雰囲気でとても良かったと思いました。
これも「シルクロードの終着駅」ならではの楽しみ方ですね。
個人的にはジオラマの中に捨て猫を置けたことが大満足。
探した甲斐がありました(笑)
Kayo家の皆様、中の人Sさん、Kさん、またご一緒させてくださいね。
鉄道模型ファンって感じの人ばかりという様子でもなかったのに、和気藹々とできちゃったのがすごかったっすよね。
NHKの「趣味悠々」で、明日から「Nゲージ・レイアウト制作入門 鉄道模型でつくる思い出の風景」っていうのが始まりますよ。午前に1回だけの放送のようですが…。
情報ありがとうございます。
でも、これ、見たことあるような気がするなぁ。再放送なのかなぁ。それとも、続編だろうか。
つーか、三波豊和がおっさんになってて笑った。「おーい!はに丸」のときの若くて頼りない役どころの頃が懐かしい。
って、三波豊和のプロフィールをよく読めば、「諸星さん(注:講師の人)とのコンビは2度目。」とある。続編なんですね。
張りきってみてみようと思います。
#でも見ちゃったら、模型をやりたくなって散財するんだろうなぁ。
今日から放送の趣味悠々Nゲージ入門は再放送ですね~。
今年春に放送されていた番組です。
やはり再放送でしたか。確かにスケジュールを見ると毎日放送(放送局の名前じゃなくて、連日放送されているという意味。クドクド言う必要もないけど)ですから、撮り貯めてあったものの再放送と考えるのが妥当でしたね。
ちなみに今日は、ビデオをセットしてきました。