NHK連続テレビ小説「だんだん」 第4回

今日は最愛の山瀬まみの誕生日であり、起きた瞬間からソワソワしていた当方が、「だんだん」の4回目の放送を見ましたよ。

松江の めぐみ(三倉茉奈)は高校3年の夏休みを向かえながら、卒業後の進路に悩んでいる。本人はプロミュージシャンになりたいのだが、父(吉田栄作)の反対を受けている。目をかけてもらっているスカウトマン(山口翔悟)からは、他のバンドメンバーは必要なく、彼女一人だけを取りたいと言われている。父との対立、仲間との関係における葛藤など、青春ドラマとしては王道のストーリーで安心して見ていられる。

一方、京都の舞妓 のぞみ(三倉佳奈)を巡るストーリーは退屈。主人公の双子たちには出生の秘密が伏せられている。特に、京都でのぞみの面倒を見ている人々は、頑なにそれを明かさないようにしている。そのため、のぞみ自身は何も思い悩むことなく、平和に暮らしていける。仕事上のトラブルも多少あるが、たいていは母親(石田ひかり)や女将(藤村志保)が手を回して解決してくれている。主人公自身の葛藤や、それを乗り越える努力が今のところ見えてこないので、物語としての引っ掛かりもなく退屈なのである。


そんなわけで、京都編のシーンでは、母親である石田ひかりばっかり眺めて楽しんでいる僕がいる。
石田ひかりといえば、NHK連続テレビ小説「ひらり」のヒロインをやっていたわけで、そのドラマは今から15年、高校3年生の冬に見ていたドラマだ(偶然だが、「だんだん」の主人公と同じ年頃だな)。
そして、当方の第一次テレビ小説マイブームのきっかけとなったドラマである。そういう意味で、「だんだん」で石田ひかりを見る価値は大きい。

ちなみに、第一次マイブームは「ひらり」で終わり、第二次マイブームは「ふたりっ子」であった。そう、「ふたりっ子」と言えば、マナカナがブレイクしたあのドラマだ。そういう意味で、当方が「だんだん」を見る価値は大きいわけである。

第二次マイブームはやはり「ふたりっ子」で終結し、第三次マイブームは昨年から今年にかけての「ちりとてちん」であったことは、記憶に新しい。その「ちりとてちん」を作った大阪放送局の次の作品が「だんだん」なわけで、当方にとて見る価値は大きいわけである。

当方にとって、これだけ良い牌のそろった「だんだん」であるが、実はいまひとつノリ切れていない部分もある。明日か来週早々の放送では、ついに双子が出雲で出会うらしいので、大きく物語がうねりだすことを期待するものなり。

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