昨夜は、当blogによく登場する女の子(コードネーム・くのいち)の結婚披露宴が開催された。
その披露宴の自由さったら!
新郎新婦の友人たちが座るテーブルに、妙に派手な格好をしつつも、落ち着いた様子でマジメな顔で話し込んでるヤツがいるなぁと思って見てみると、間違いなく新郎だし。
普通、新郎新婦というものは、高砂にデンと構えてふんぞり返ってるもんじゃないのか?
なんなんだ、その方肘ついてリラックスしたムードは!?
しかも、新婦の姿が見あたらねーし。お色直しが終わって再入場した直後なのに、妻はどこだ、妻は?
いた。
しかも、新郎そっちのけで、俺と超密着濃厚ツーショットとか撮ってるし。
#ああ、自分の顎から頬にかけて、年齢を感じて悲しくなる写真だ。
もう完全に何でもアリじゃね、自由じゃね?という雰囲気になってきて、ついにウエディングケーキにまで狼藉をはたらいた当方。
「将来の予行練習させてくれない?」
とか言って、新婦と二人でナイフを持ってケーキ入刀ごっこまでした次第。
#決定的瞬間は知人が撮ってたみたいだけれど、まだもらってない。
ケーキの中にはお饅頭がいっぱい詰まっていました。キャンドルサービスのときに、出席者ひとりひとりに手渡してくれました。
そんな感じで、30を超えたいいオトナとしては、人様の結婚披露宴でこのような無礼な行為をするのはどうかと思いつつも、そういうのを笑って一緒に楽しんでくれる新郎新婦を見て、いい友達を持ったなぁとか、お似合いの二人だなぁとか、末永くお幸せにとか思って、ちょっとシンミリもしてしまった当方である。
以下、新郎新婦の衣装コレクション。
【白無垢】
僕は会場前で受付係をやっていたので、入場直前を撮影。
【振袖】
新婦のお母さんが昔着ていた振袖だそうだ。
この新婦の母っつーのがまたアレで。
僕の顔を見るなり、
「まだ独身なんだって?アンタみたいなのは、独身貴族じゃなくて、独身貧乏って言うのよ。ほほほ」
とか、チョー失礼なことを言ってきやがった。
そこは自由な言論で対抗するしかないと思い、
「あの振袖、お母さんの娘時代のものだそうじゃないですか。娘時代って何年前?50年?60年?古っ!」
とからかってみたら、頭を殴られた。
この借りはいつか返す。
【ドレス】
ドレスです。
年甲斐もなく、テーブルのキャンドルにいたずらを仕掛けていたりしたので、正直このドレスはよく見ていません。ごめんなさい。
おまけ:
4年位前、当方のトレードマークの一つになっていたシルバー・リングは、二次会の席で新婦に上目遣いで「ちょーだい!(はーと)」とねだられてしまったので、彼女の親指に収まることになりました。
親指とはいえ、結婚披露宴の日に、よその男から指輪もらっていいのか?
自由だぜ、まったく。
村上龍の「トパーズ」を15年越しで読む
ふらっと入った本屋で、村上龍の短編集『トパーズ』を見つけて購入。表題作を読んだ。 売春婦が嫌いなタイプの男に買われてイヤな気分になったり、仕事の合間にちょ…