確かに緻密に謎が張り巡らされているのは分かるのだが、その謎解きにたどり着く前にギブアップしそうだった、ヤバかった。
読むのがつらくなったとき、僕はウルフルズの「大阪ストラット」を口ずさんで自分を盛り上げた。
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他に比べりゃ外国同然
Osaka strut!
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やっと謎が明らかにされたとき、僕は小学生の頃を思い出して「グリーングリーン」を歌った。
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ある日 パパと二人で 語り合ったさ
この世に生きる喜び そして 悲しみのことを
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本書のラスト、バカな男たちを優しく受け入れる女性たちの姿を目の当たりにし、明石家さんまの「真っ赤なウソ」を歌いながら深く感じ入った当方。
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どんなに男が偉くても
女の乳房にゃかなわない
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同書を読んだ人なら、これらの曲を歌ってしまった気持ちが分かってもらえるはず・・・と信じてる。