ユメ十夜

こんなDVDを見た。

夏目漱石原作の10編の短編を、10人の映画監督たちが翻案してそれぞれ短編映画を作った。
文字通り十人十色で、幻想的なファンタジーあり、猟奇的なホラーあり、異界的なアニメあり、懐古的なモノクロありと、見事な共演であることだと思った。

しかし、当方の感覚からすれば、少々前衛的きらいのある映像世界やシナリオで、見ていて疲弊してしまった。自分には先進的な芸術を理解するための精神涵養がよりいっそう必要なのだろうと思い知らされた。




唯一、松尾スズキ監督・脚本、阿部サダヲ主演の「第六夜」だけは楽しめた。高校の国語の教科書に載っていたと記憶しているが、運慶が仁王像を彫る話。

ネット・スラングに翻訳した台詞回し、運慶の作業をテクノ・ダンスに象徴させる演出、黒沢映画風(?)の画面構成など、これは不肖な当方でも純粋に楽しむことができた。


なお、漱石の原作は青空文庫に収録されている

そして、松尾スズキの「第六夜」も youtube にアップされてた。わはは。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。