昨夜、フジテレビの『我が家の歴史』(9-11日3夜連続; 脚本・三谷幸喜)に主演の柴咲コウを見ていて、「ああ、こういう男前顔の女優さんも悪くないな」と感化されたため、松下奈緒に対する寛容度合いがとても高まった当方が、 NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第12回めの放送を見ましたよ。
布美枝(松下奈緒)の家に、仲人(小林隆)が突如尋ねてきた。
釣書では布美枝の身長を5cmほどサバ読みしており、それがバレないように座ったままで絶対に立ち上がらることがないように策を練って対応することにした。なんとかその場は取り繕ったが、後でトイレの前でばったり出くわしてしまい、背の高さが露呈した。
しかし、仲人はほとんど意に介さず、後日見合いの日取りもトントン拍子に決まった。
しばらくして、おば(有森也実)がやってきて、今回の見合いに猛反対した。父は、つい成り行きで、家中で持て余し気味であり、なんでもいいから嫁にやるのだと言ってしまう。それを立ち聞きしてしまった布美枝は動揺する。
川に佇む布美枝を、父が探しに来た。
この場所は、祖母(野際陽子)が亡くなった時に、ふたりでやって来て家を守っていくことを誓った場所でもあった。父は布美枝が一家の重要な働き手であることに依存しており、また布美枝はそのことに自分のアイデンティティを見出していた。その2つが噛みあって婚期を逃してしまったのだと話しあった。
そして父は、片腕、自由業、年増である村井茂(向井理)という人物と見合いさせるのは、藁にもすがる気持ちなのではなく、彼自身の人間性に興味があるのだと打ち明ける。ハンディキャップに打ち克って、強く生きている人間に興味がある。そういう人物だからこそ、布美枝を幸せにできるのではないかと信じているというのだ。
その意見に布美枝も賛同し、前向きな気持を得た。
その頃、鳥取県境港の村井家では、両親(風間杜夫、竹下景子)が東京に住む息子・茂が見合いに応じるよう強く説得する必要性を認めていた。
今日で2週目が終了。
先週末から今週前半にかけて、正直ちょっと飽きかけていたのだけれど、昨日辺りから認識を改めました。
このドラマはいい。本当にいい。
この後20週以上あるわけだけれど、この勢いで突っ走って欲しい。