4月11日に植えたアサガオは、5月に入って壊滅かと思われたが、今日現在7株が確認された。
高さは5cmほど、葉は4-5枚といったところか。つるが伸びている様子は無い。
天候不順や当方のおたふく風邪疑惑により、2週間ほど庭に出ていなかった。それどころか、アサガオの悲惨な姿と、それを凌駕して領地を増やす雑草の繁殖力を見るのも憂鬱で、庭から目をそらしていた(カーテンを締め切っていた)。
ところが今日、青々としたアサガオが7本もあることを知って気分を良くした。
周りの雑草を手作業で抜きまくった。30分ほどの作業であり、しゃがんで腕先を動かすだけの作業だったが、普段まったく運動をしない僕にとっては、体を動かして心地よい気分になった。
帽子も被らずに陽に照らされるので、暑いやら喉が渇くやら、熱射病の懸念があるやらといった状況ではあったが、うっすらと汗をかくのは気持ちよかった。幸いなことに、熱で倒れることもなく、今は元気だ。
寝起きのボサボサ頭で庭仕事をしていると、庭の前の道を5人くらいが通りがかった。とても小汚い格好で恥ずかしくはあったが、特にご近所づきあいもない当方なので「だからどうした」って感じで無視することにした。
つーか、普段から「あそこの家のおじさんは何者だろうね。10時くらいにならないと出勤しないし、しかもいつもジーンズだ。家のカーテンも閉まったままだし、何かの密売でもやってるのかしら。」なんて噂されていてもおかしくない。けれども今日の僕の姿を見れば、「あら、素朴に土いじりをするなんて、根はいい人なのね。誤解してごめんなさい」と考えを改めるに違いない。こういう時こそ良い人アピールなのだ。
雑草の根はなかなか深く、シャベルで土を掘り返したりした。途中、ミミズ2匹、アリ数十匹を目撃した。オシッコをしたくなったけれど、ミミズにオシッコをかけると、後でナニが大変なことになるので我慢した。
先日、steraiさんに追加で貰った種も撒いた。
第1陣が全滅したと思い込んで、送ってもらった種だ。届いたときは「こいつらこそ、俺んちの庭を飾り立てる精鋭部隊だ」と心強く思い、大切にしようと思っていた。
しかし、第1陣がそれなりに持ちこたえていることを知った。その瞬間、援軍に対する熱意を失ってしまった。申し訳ない。
「植物ってのは、もともと地面にポトリと落ちて、そこから発芽するもんだよな。いちいち穴を掘って埋めなくてもいいのだ」
と、しゃがみ続けて45分、いい加減腰の痛くなってきた当方は中腰の体勢から、新たなタネ数十粒を地面にばら蒔くのみだった。
せっかく送ってくれた sterai さんには申し訳ない。しかし、彼らの生命力を一緒に祈って欲しい。
アサガオに水をやろうと思ったら、ジョウロ(7年もの)が割れていた。2週間前までは正常で、その後触ってないのに、なんたること!
オシッコをかけようかと思ったけれど、二日酔いのオシッコは何かと良くない成分が大量に含まれており、アサガオに害を為すだろうから思いとどまった。
ていうか、本音では、さっき見たミミズに恐怖したのだ。あれにオシッコがかかると、ナニがものすごく腫れる。ただでさえ女の子にモテない当方なのに、アレがあんなことになっちゃったら、もう一生子作りのチャンスはないだろう。せっかく2週間前のおたふく疑惑の時にも、子種は無事に乗り切ったのだから、ここは慎重に行きたい。
ていうか、往来に面している庭なのでシンボルを露出するとヤバい。通報→パトカー→逮捕→新聞沙汰→ワイドショー→「これが、犯人の書いていたブログです。ロリコンで足裏フェチという倒錯した性嗜好が記述されています。犯すべくして犯した犯行ですね」と、当サイト込みでコメントされる・・・ということが予想される。
素直に、風呂場から洗面器を持ってきて、それで水を撒いた。
第1陣も第2陣も、綺麗な花を咲かせますように。