右袖にゲゲゲのブログパーツを設置した当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第110回めの放送を見ましたよ。
『少年ランド』の北村(加治将樹)が原稿を持ち帰った。彼のことをいずみ(朝倉えりか)を巡るライバルだと敵視している菅井(柄本佑)は、居間で倉田(窪田正孝)に相談を持ちかけていた。そこへ偶然いずみが顔を出した。先日、倉田の自作漫画を郵便局に届けに行ったお礼をまだもらっていないと催促するいずみ。倉田はドギマギして逃げ出してしまった。
その時、渡したばかりの原稿にミスがあることが発覚した。毎日、仕事の後に自作漫画を描いているせいで、倉田がボンヤリしていたことが原因だ。またしてもいずみが倉田の代わりに差し替え原稿を編集部に届けることになった。
いずみは、初めて見る編集部の活気ある様子に心奪われた。
帰りしな、ビルの中で加納郁子(桜田聖子)に出くわした。彼女は『ゼタ』に携わる一方で、婦人雑誌のライターをやっているという。女性でありながら颯爽と働く姿に、いずみは大きなあこがれを抱いた。
その頃、『ゼタ』の深沢(村上弘明)の元には、大手出版社の浜野(小木茂光)が来て、提携を持ちかけていた。
家に帰って来たいずみは、出版社で見聞してきたことを楽しそうに布美枝(松下奈緒)に話した。加納が他社で記事を書いていることを気がかりに思う布美枝であったが、あまり詳しいことはわからなかった。
布美枝は、父(大杉漣)から電話があったこと、いずみの見合い話が進みつつあることを知らせた。自分の進路を勝手に決められることに反発するいずみ。頑なに拒否するいずみの態度を見て、布美枝は東京に好きな男でもいるのではないかと聞いてみるが、いずみはきっぱりと否定した。
さらにいずみは、今は女性も外に出て働く時代なのだと主張する。加えて、布美枝は夫に依存しなくては生きていけない、古いタイプの女性だと心ないことを言ってしまった。
いずみの将来を心配する気持ちと、ひどい言われ方をしたショックで、布美枝は茂(向井理)に話を聞いてもらおうと、仕事場を覗いた。
茂は一人でいたが、深沢から電話で提携話の相談を受けたり、全く進んでいない「墓場鬼太郎」イメージソングの作詞などでそれどころではなかった。忙しそうにしている茂の姿に、布美枝は何も言い出せなくなってしまった。
いずみを巡る四角関係(北村、菅井、倉田)に加え、郷里での見合い話まで持ち上がり、混沌の様相。
本命の倉田には「金では買えない、素敵なもの」が欲しいとねだったが、それは未だかなわず。倉田はどう切り替えしてくるのか。
ていうか、もういっそのこと、いずみは「かぐや姫」モードに入れよ、と言いたい。倉田以外の男たちに無理難題を押し付け、クリアした相手と結婚をすると宣言。男たちは血眼になってお題を解決しようとするのだが、時間切れ。かぐや姫が月に帰るように、いずみは島根へ帰っていったとさ。
・・・。いや、とにかく話が混線模様で、見てて正直ツライぞ。
いずみの他にも、加納が内職しているとか、ゼタがどっかとくっつくかもしれないとか、茂と布美枝のすれ違いが激しくなりそうとか、いろいろ詰め込まれてるし。