放送直前まで某所でガンダム話の添削をしていたので、あぶなく見逃すところだった当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第122回めの放送を見ましたよ。
藍子(菊池和澄)は明るくなった。小学校で新たに赤木(藤崎花音)という友達ができ、彼女の誕生会に招待されたのがうれしいのだ。その様子を見て、布美枝(松下奈緒)も安心する。
喜子(松本春姫)は、茂(向井理)に左腕がないことを意識し始め、布美枝にそのことを聞く。戦争の話を聞かせるのはまだ早いと考えた布美枝は、大怪我をして失ったと言うに留めた。
翌日、担当編集者の松川(杉本有美)がやって来た。美人を前にして、アシスタントの菅井(柄本佑)と茂の父(風間杜夫)は舞い上がる。
小学校では、宿題をやり忘れた藍子の窮地を赤木が助けた。自分の宿題を見せて、書き写させてくれたのだ。しかし赤木は、宿題の引き換えとして、テレビの鬼太郎に自分をモデルとした人物を登場させて欲しいと頼んだ。茂は家族から仕事の指図を受けることを何よりも嫌う。藍子はそのことを懸命に伝えようとするが、赤木は決まったも同然だと思って立ち去ってしまった。
困惑したまま藍子は帰宅した。宿題のカンニングを伏せたまま、友達をテレビに出せるかどうか布美枝に相談した。藍子の板挟みに気づいていない布美枝は、そんなことは茂が許さないだろうと、のんきで通りいっぺんの返事をするのみであった。
夜、仕事部屋では、茂が一人で敗走記を読んでいた。
藍子の友達付き合いの件と、茂の戦争回想の2本が今週のストーリーであるが。この2つは平行線のまま両立していくのか。それとも、何か仕掛けがあって、一つのテーマに収斂していくのだろうか。一見、無関係なふたつが、何かを手がかりに一つにまとまるのだとしたら、すごいなぁ。ちょいと楽しみ。
#ふたつが平行線のまま終わったら、「ああ、中だるみね」とちょっと冷えておくことにする。