先日、「カバンの薄さは、知能の薄さ: 80年代後半~90年代前半を回顧するブログ」を読んだものの、自分も周囲も革の鞄を使っていなかったのであまりピンとこなかった当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第139回めの放送を見ましたよ。
昭和59年4月。茂(向井理)の初期作品の復刻出版計画が持ち上がるなど、仕事は再び順調になりはじめていた。
茂の父・修平(風間杜夫)の様子がおかしい。首に原因不明の瘤ができ、眠ったまま起きなくなってしまった。茂は南方民芸人形を掲げて神頼みを行った。すると修平は目を覚ました。修平が言うには、夢のなかに茂の民芸人形が現れて救ってくれたという。
修平や家族は日常生活に戻ったが、修平は元気がなく、ずいぶんと弱ってしまっていた。
ある日、小劇団の劇団員がプロダクションを訪ねてきた。『悪魔くん』をモチーフにした芝居を行うのだという。
芝居好きの修平は、呼ばれもしないのに話に首を突っ込んだ。戦前の芝居業界の様子や、自分のおじが俳優だったことなどを披露するが、若い劇団員たちにはピンとこない話ばかりだった。
この年、藍子(青谷優衣)は大学4年、喜子(荒井萌)は高校3年生になっていた。ふたりとも次の進路を考えなければならない時期になっていたが、布美枝は本人たちの好きにすればよいとのんびり構えている。
しかし、喜子は自分が何をしたいのか、もしくは、すべきなのかわからずに困っていた。獣医への漠然とした憧れはあるが、数学ができないので獣医学部の入試に合格しそうにないというのだ。
交番から電話があって、呼び出された。絹代(竹下景子)が保護されたので、迎えに来て欲しいというのだ。布美枝と喜子はすぐさま駆けつけた。
絹代が保護された理由は不明。明日の冒頭で説明されることでしょう。
ただし、今日の放送のラストで見た限りでは、ピンピンしていました。しかも、自分が保護されたことに腹を立てている様子。きっと、誰かとトラブルを起こしたのでしょう。
絹代は、だらしなく街をあるいている不良少年たち(懐かしのぺっちゃんこカバンを持ってた!)を怒鳴りつけるくらい元気でした。