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NHK『ゲゲゲの女房』第146回

 本日のゲゲ絵: Togetterの数々を見て、スゴイなぁ、エライなぁ、と心から感激した当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第146回めの放送を見ましたよ。

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「独立宣言」

 戌井(梶原善)の出版社から漫画文庫がすでに40冊出た。もちろん、他の会社からの出版点数も増えている。茂(向井理)の仕事は順調だ。一方で、プロダクションとして著作権の管理を強化していかねばならないと思うのだった。

 茂の兄(大倉孝二)の家に身を寄せていた絹代(竹下景子)が予定より早く帰って来た。一家とそりが合わなかったのだという。子供たちが大きな音で音楽を聞いているのを近所迷惑だと言っていきなり電源を抜いたり、態度の悪い飲食店店員に対して大騒ぎしたりしたという。絹代の怒りはスジが通っているものの、兄一家では持て余してしまったのだ。
 義姉(愛華みれ)は、絹代と20年近くも一緒に暮らしている布美枝(松下奈緒)は立派だと褒めた。家のことはうまくいって当たり前で、褒められることのほとんどない布美枝は嬉しくなった。最近は、茂と藍子(青谷優衣)の対立で頭を痛めていることもあり、ますます嬉しいことだった。

 絹代は、老いてますます盛んだ。国内旅行はもう飽きたので、ヨーロッパに行きたいと言い出した。無理難題に頭を抱える息子たちだったが、父・修平(風間杜夫)にはろくなことをしてやれなかったので、その分も加えて絹代を孝行してやろうと話し合うのだった。
 その矢先、絹代は突然、三男・光男(永岡佑)の家に行くと言い出して、みんなは呆れてしまうも、従うしかなかった。

 その頃、藍子は街の喫茶店で幼なじみの智美(水崎綾女)に進路のことを相談していた。智美によれば、学校嫌いだった藍子が教師になることが意外だという。藍子は成績が悪かったし、茂のことで同級生からからかわれていたからだ。
 藍子は、自分がそういう境遇だったからこそ、学校に馴染めない子供の立場に立てる教師になれるのだと、自分の目論見を話す。それに、家を出て教師になりたい理由は、水木しげるの娘だと言われない生活をしたいのだということを打ち明ける。

 なんと、その喫茶店には浦木(杉浦太陽)がいて、ふたりの話をすっかり聞いていた。
 浦木によれば、茂は昔からガキ大将気質であったという。今でも自分がガキ大将で、家族やアシスタントたちを子分だとみなしているフシがある。自分がみんなを従わせて率いることが、みんなの幸せであると信じているのだと説明した。周りは押し付けがましいと思うが、本人はそのことが分かっていないのだ、と。
 それまで浦木のことを胡散臭い男だと思っていた藍子だが、今日の話はもっともで、心から納得出来るものだと思った。

 浦木が修平の弔問に行くというので、藍子と一緒に家へ向かった。
 その途中、布美枝の両親

家に向かう途中、布美枝の両親(大杉漣古手川祐子)に出くわした。母・ミヤコはリウマチで膝が痛み、うずくまっていた。初対面にも関わらず、浦木は源兵衛に命じられて、彼女を家まで背負って行くことになった。自分勝手な源兵衛の態度に、浦木は辟易しながらも、逆らうことはできなかった。

 布美枝は、予定よりも早い両親の到着に驚く。源兵衛は一刻も早く修平を弔いたくて、居ても立ってもいられなくなり、急遽予定を早めたという。
 突然の来訪に驚く布美枝であったが、どこか嬉しそうでもあった。

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 著作権管理を強化しようという話は、プロダクションの人手が足りなくなるという話であり、藍子の進路問題とリンクしていくんだろうなぁ、と思ったり。
 源兵衛の登場は、もちろん藍子の進路問題に何かしらの影響を与えるからだろう。

 残ったピースとして、絹代があちこちに行きたがっているという問題があるのだが。これは、ストーリーの中でどういうふうにはまってくるのだろうか。

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