先週の放送では能年玲奈や小泉今日子の足の裏が何度も映ったというのに、それをことごとく記述し忘れてしまい、とても悔しい思いをしている足の裏フェチの当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第7回目の放送を見ましたよ。
16歳のアキ(能年玲奈)は、袖が浜で24年ぶりの新人海女となった。
しかし、素人がいきなり潜って漁をできるものでもない。初めは観光客相手の雑用ばかりやらされた。ウニ殻の処分やカメラのシャッター係、まめぶ汁の配布などだ。少々間の抜けているアキは、そういった簡単なことすら満足にできず、夏(宮本信子)たちを呆れさせた。
海女の観光営業が終わると、やっと潜り方を教えてもらえた。水がとても冷たくてアキは驚いた。アキが少しずつ海に慣れていくよう指導が行われた。海での練習が終わると、掃除や後片付けを行い、海女クラブでおしゃべりをする。そうしているうちにあっという間に夜になってしまう。アキは疲れてクタクタになり、夕食を食べながら居眠りしてしまうほどだった。
アキと春子(小泉今日子)が北三陸に来てから1週間になった。夏は、春子の今後について尋ねた。
春子は離婚することを決めたと打ち明けた。これまで結婚のことすらまともに報告していなかったが、ごく簡単に夫(尾美としのり)のことを説明した。タクシー運転手であり、とてもいい人であった、と。
夏は春子の離婚についてとやかく言わなかった。離婚するということは春子が東京に帰る理由もないという事である。夏は春子が実家に居ても良いと提案した。ただし、そのためには生活費を入れろと迫った。夏が経営している喫茶店/スナックのリアスで雇われママとして働けというのだ。これまでは夏や他の海女たちが交代で店番をしていたが、海女漁のシーズンになると忙しくなってしまうからだ。
春子は反対した。春子は帰省したことを地元の人々には知られたくないと思っていた。駅に併設された喫茶店で働けば、あっという間に街の噂になることを恐れたのである。しかし、夏によればすでに春子のことは、パチンコ店に入り浸っているというところまで含めて、噂になっているという。今さら躊躇してもしかたがないと言われ、春子は渋々受け入れた。
夏と春子は面と向かえば憎まれ口ばかり言い合っているが、一瞬だけふたりは母娘の表情を浮かべた。ふたり並んで食器を洗った。
春子が喫茶店で働き始めると、駅長の大向(杉本哲太)が入り浸るようになった。勤務中なのでアルコールは飲まないが、自動販売機で買えば安く上がるようなウーロン茶を何杯もおかわりして飲んだ。
大吉は北三陸市を盛り上げようと身を粉にして働いている。1984年に北三陸鉄道が開通し、駅員として働き始めたその日からそれは変わらない。残念ながら、彼が思ったようには発展しなかったが、田舎は田舎で良い物だと春子に水を向けた。
春子は、自分は必ずしも田舎が嫌いなわけではないと話した。田舎にいた頃のダサい自分が嫌いなのだと説明した。そして、当時の自分を知っている人々がいる街が嫌いなのだという。昔の自分を知っている一人である大向のことも嫌いだと明言した。
それを聞いた大向は逆上した。「俺はあの頃の春子が好きだ!」と叫んだ。春子がいた頃の街が好きだから頑張っているのだとまくし立てた。当時は誰もがこの街の未来は明るいと信じていた、鉄道が開通し、田舎者でもやればできるのだと自信を得た。しかし、その通りにはならなかった。自棄になった大向は、カラオケで下手くそな「ゴーストバスターズ」をがなりたてるのだった。
アキは元気に夏休みの海女生活を満喫していた。観光海女の仕事以外に、夏のウニ丼作りも手伝ったし、彼女に代わって車内販売にも精を出した。早くウニ丼を売りきれば、その分だけ早く海に行ける。だからアキは張り切って売った。
アキは列車の中でユイ(橋本愛)を見かけた。言葉を交わすことはなかったし、ユイは目を合わせようともしなかったが、アキは彼女のただならぬ雰囲気が気になって仕方なかった。
素潜りにおけるアキの目下の課題は、1分間息を止めて潜り続けることだった。しかし、アキはどんなに頑張っても20秒ほどしか継続できなかった。かなり初歩の段階でつまずいていた。
春子はついに離婚届を書き上げた。その時、夫の正宗が仕事用のタクシーで北三陸駅前に来ていた。
今日も小泉今日子の足の裏が見れましたね。寝相が悪くて、隣で寝ているアキ(能年玲奈)の体の上に足をのせるというシーンでバッチリ映っていました。
女性も40歳後半に差し掛かると、足の裏の角質が硬くなったり、ガサガサしてきたり、外反母趾気味になったりしたりするなどという話もチラホラ聞こえてくるわけですが、女優の小泉今日子の足の裏はさすがにキレイなものでした。ステキです。
大向(杉本哲太)は春子がいた頃の思い出に浸るべく、当時の流行歌をカラオケで唄おうとしました。それで選んだのが「ゴーストバスターズ」。英語の歌であり、大向はさっぱり歌えていませんでした。1984年当時流行っていた歌としては、他に「桃色吐息」(高橋真梨子)、「星空のディスタンス」(THE ALFEE)、「悲しみが止まらない」(杏里)が挙げられていました。
第1回の放送では松田聖子らの歌う映像が流れていましたし、こうやって懐メロを登場させていくのもこのドラマの特徴のようですね。
お話の方は、春子が離婚を決めました。そして、なぜか夫の正宗(尾美としのり)が北三陸にやって来た。仕事用のタクシーを運転してきたようです。よっぽど慌ててたんでしょうか。
ちなみに、春子は離婚届を書き終えたのですが、一緒に便箋に何やら書いていました。郵便で正宗に送るつもりだったのでしょう。