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NHK『あまちゃん』第38回

山瀬まみがホリプロタレントスカウトキャラバンで優勝したのは1985年のことであるが、最終選考で彼女が歌ったのが小泉今日子の「The Stardust Memory」であり、本人がラジオ『ごごばん!』(確か2013年4月12日の放送)で語ったところによると、実は山瀬まみの地声は低く、中森明菜の歌が得意であったのだが、ホリプロのタレントの特色は明るく元気な女の子なので、中森明菜の歌ではなく、それに比べれば明るめな小泉今日子の歌をあえて選んで歌ったという彼女の談話をお伝えする当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第38回めの放送を見ましたよ。

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第7週「おらのママに歴史あり」

アキ(能年玲奈)は、春子(小泉今日子)が若い時にアイドル・オーディションを受けたことがあるらしいと知った。わざわざ写真館で写真を撮って送ったという。その写真を、昔の春子の部屋で探すことにした。

すると、それを察した春子本人が部屋に入ってきた。春子はいつまでも黙っていられないと思い、自分がアイドルを目指していたことをついにアキに打ち明けた。自らオーディション写真をアキに見せ、当時の話を始めるのだった。春子の話は長かった。スナックの仕事を休み(偶然店にいた正宗(尾美としのり)が代わりに手伝うことにした)、明るいうちからビールを飲みながら話をした。

山口百恵やキャンディーズ、ピンクレディーなどでアイドルに興味を持ち始め、松田聖子の登場で春子の憧れは頂点に達した。松田聖子は異性に媚びるようにかわいこぶっているの二、同性からも嫌われず、むしろ女の子みんなの憧れであったという。彼女を応援していると自分まで元気が出てきたのだという。春子によれば、そう感じさせず存在であることこそがアイドルの本質だという。春子はいつしか自分もアイドルになりたいと思った。

高校に入ると、歌のレッスンに通ったのだという。レッスン料は、観光海女の仕事で賄ったという。ただし、春子は海に潜らず、接客や歌を担当するのみだった。春子自身は本気だったが、周囲には反対された。当時の春子(有村架純)はデモテープを作り、オーディションに送るとともに、就職したばかりの大向(東出昌大)や同級生の菅原((落合モトキ)に配ったりしていた。

その時のデモテープが部屋から出てきた。

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今週はまだ2日目だからなんとも言えないけれど、話がペースダウンしているような。
昔のアイドル談義とか、おっさんである当方にとっては懐かしくて、楽しく見ているのは事実である。
しかし、本筋がなかなか進まなくて、ちともどかしい。要するに昨日と今日を合わせても「春子はアイドルになりたかったのです」以外の内容はないわけで。

明日はいよいよデモテープの内容を聞くのですが、歌っている曲が気になるわけで。
松田聖子の「赤いスイートピー」に1票。

『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)

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