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NHK『あまちゃん』第52回

沖縄に出張中なのだが、泊まっているホテルはBSが入らなくて泣きそうになっている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第52回めの放送を見ましたよ。

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第9週「おらの大失恋」

お座敷列車運行当日になった。アキ(能年玲奈)が乗り込むことが再度発表され、大勢の人々が集まった。当日券を求める人が長蛇の列を作った。テレビの取材も行われ、大賑わいだ。

しかし、ユイ(橋本愛)が姿を表さず、連絡も取れなくなった。第1便の出発は9時なのだが、7時になってもユイが来ない。功(平泉成)が6時に車で駅まで送って来たのを最後に消息がつかめない。アキによれば、ユイに変わった様子はなかったという。前日は19:30の最終列車までスナック梨明日で歌の練習をし、いつも通りに帰ったという。関係者はわけが分からず、焦りだした。

8:49に改札が開き、アキとユイのファンたちは興奮して列車に乗り込んだ。けれども、未だにユイの行方はわからない。大吉(杉本哲太)はイベントの中止も考え始めた。しかし、アキはどうしてもイベントをやりたいと思っていた。春子(小泉今日子)との約束で、アキは今月いっぱいでアイドル活動を辞めなければならない。最後の思い出として、どうしてもユイと一緒にみんなの前で歌いたかった。

発車10分前になって、ユイからアキに電話がかかってきた。ユイは周りの人に話の内容を悟られないようにと注意を促し、アキに自分が知った秘密を話した。それは、水口(松田龍平)が芸能スカウトだという話だった。ユイは水口が有名プロデューサーの荒巻(古田新太)に電話でアキとユイのことを話しているのを盗み聞きしたと話した。今日の出来栄えは荒巻に即座に伝えられ、ユイの評価が決まってしまう。そう考えると、自信がないし、失敗するのが怖い。だからイベントに出たくないというのだ。

それに対してアキは、自分にとっては楽しい思い出づくりだと話した。ユイにとってはアイドルになるスタート地点だとわかっているが、自分は高校生活の思い出としてユイと一緒に歌いたいのだと話した。自分も完璧に上手くやれるとは思わないが、ユイの夢の足を引っ張らないように努力する。だから、ふたりの思い出のためにも一緒に出演したいと説得した。

それを聞いてユイも腹をくくった。ユイは駅のトイレに隠れていた。すでに海女の衣装に着替えており、いつでもお座敷列車に乗り込む準備だけは整えていたのだ。ユイはアキと一緒にやる気に満ちあふれて列車に乗り込んだ。

結局、お座敷列車は30分遅れで出発した。アキとユイは大勢のファンたちの熱烈な拍手と歓声で迎え入れられた。

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一時、出演を拒否したアキ(能年玲奈)の代役として、田原俊彦のモノマネ芸人・原俊作が呼ばれていました。結局、アキとユイ(橋本愛)が出演することになったので彼の出番はなくなりましたが、北三陸市には来ていました。今日の放送では、画面の端でずっとリハーサルをしており、みんなに邪魔者扱いされるというギャグ要員になっていました。

本当は、田原俊彦のモノマネ芸人という役で田原俊彦本人が出演したら、どっかんどっかん笑えたんだろうなと思うわけです。

さて、芸能プロデューサー・荒巻太一(古田新太)が登場(写真のみ)。彼のアダ名は、名前をもじって「太巻」だそうです。秋元康みたいな敏腕プロデューサーという位置づけでしょうか。しかし、古田新太が演じるということは、すごく脂っこくてシリアス風なんだけれど、どこか抜けてるという絶妙なギャグ要員という感じでしょうか。本格的に出てくる時が楽しみです。

『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)

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