ヘイメーン、今日は自宅最寄りの停留所から7:48のバスに乗るため、放送が終わり次第大急ぎで家を出た当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第57回めの放送を見ましたよ。
20097月1日、今日は袖ヶ浜の海開きだ。それに合わせて、漁協を改装した海女カフェもオープンした。
海女カフェは見事な出来栄えだった。エンタランスを入ると若い新人海女たちが客を迎えてくれる。広々とした客席には海女の写真パネルや、様々な魚の飼育された水槽が配され、明るく華やかな雰囲気である。オープンテラスでは、獲りたてのウニの殻を割って食べさせてくれる。
そして、最大の目玉は、客席ホールに設置されたステージだ。それほど大きなものではないが、ちょっとしたコンサートや握手会をするには十分なスペースが確保されていた。ステージの壁には100インチの巨大なモニタも設置されている。海中にカメラを置き、海女たちが漁をする姿が生中継されるという趣向だった。
アキ(能年玲奈)は、開店前に春子(小泉今日子)を店内に案内した。春子はその素敵な様子に感激した。そして、春子には珍しく、アキのことを手放しで褒めた。そもそも春子は故郷のことが嫌いだった。ちょうど1年前に帰郷してもその思いは変わらず、アキを連れて帰ってきたことを後悔することもあった。しかし、今、そのアキが故郷を素敵な場所に変えてくれた。そのことが春子は嬉しいのだ。あまりのべた褒めぶりに、アキは照れて逃げてしまうほどだった。
海女カフェが正式にオープンすると、大勢が来店した。ステージのモニタでは、アキがウニを獲る様子が中継された。潜水土木科での努力が実を結び、アキの潜水技能は飛躍的に上達していたのだ。昨年とは違い、アキは一人で大量のウニを獲ることができた。その映像を見て、客たちは大いに盛り上がった。
ユイ(橋本愛)のグルメコーナーで取り上げられ、テレビで紹介されたりもした。ただし、アキとユイは一緒にいる時間が減ってしまった。朝の登校時はいつも一緒なのだが、放課後はそれぞれの仕事に追われるようになったのだ。
そんなある日、琥珀掘りの勉(塩見三省)がアキに声をかけた。どうも勉のいない間にユイが坑道に出入りしているらしいというのだ。勉が坑道で拾ったというストラップは確かにユイのものだった。
アキは、水口(松田龍平)のことを怪しんだ。ユイの推理によれば、水口は芸能事務所のスカウトマンだという。ユイと水口が密会をしていることな十分考えられる。気になったアキは、夜にこっそりと坑道を覗きに行った。すると、確かにユイが水口に会いに来ているところを目撃した。
ところが、アキは物音を立ててしまい、忍び込んだことが2人にバレてしまった。
昨日の放送はテレビ朝日系列『大改造!!劇的ビフォーアフター』のパロディだったわけですが、今日もその流れを踏襲していて笑えました。完成した海女カフェの紹介が、完全に同番組の完成披露と同じBGMでした。ナレーションは宮本信子でしたが、加藤みどり風の口調と台詞でした。今日の放送ではここが最大の見所。
海女カフェのオープンと海開きについては、わりとあっさり片づけ、最後の数分ではユイ(橋本愛)と水口(松田龍平)の密会について語られました。海開きのことについては少々肩透かしではありましたが、テンポよく進むのは小気味いいっちゃ、いい。
その他、どうも春子(小泉今日子)は映画『潮騒のメモリー』を避けているっぽい描写がされていました。
『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)