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NHK『あまちゃん』第62回

昨夜は『鶴瓶の家族に乾杯』の小泉今日子が岩手県久慈市に行くやつ(再放送は来週月曜10:05-)を見た当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第62回めの放送を見ましたよ。

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第11週「おら、アイドルになりてぇ!」

8月2日、ユイ(橋本愛)はローカル情報番組のレギュラーも休演し、部屋に閉じこもってばかりいた。アキ(能年玲奈)が会いに行っても、ユイは顔を見せようとはしなかった。

ユイの母・よしえ(八木亜希子)は、今はユイのやりたいようにさせているのだとアキに話した。ユイは田舎を毛嫌いしているが、東京の厳しさもわかっていない。ユイが東京に行けば、多かれ少なかれ挫折を味わうだろうと予想している。よしえは、そうして傷ついて帰ってきたユイを暖かく迎え入れている用意はできていると話した。アキは、よしえの優しさに感じ入った。

ユイは、アキとよしえのやり取りを盗み聞きしていた。話の途中で割って入り、アキを自分の部屋に招き入れた。そして、よしえの言っていることは全て嘘だと切り捨てるのだった。

ユイの部屋には、自分やアキの新聞記事の他、他地域の御当地アイドルの紹介記事が多数張られていた。ユイは部屋に閉じこもって、ライバルたちの情報を集めてばかりいたのだ。ユイは、新たにできたGMT47のホームページをアキに見せた。47都道府県からそれぞれアイドルを発掘し、すでに枠が埋まったところは地図が赤く塗られる。すでに宮城県、埼玉県、徳島県、福岡県は枠が埋まっていた。ユイはそれを見て焦っているのだった。本来なら、水口(松田龍平)と一緒に東京へ行ってオーディションを受け、今頃は岩手県に自分の名前が記載されているはずだった。それができなかったため、いつ岩手県が他の少女に奪われるかと気が気じゃないのだ。

アキは観光協会でユイの現状を相談した。彼女を家から誘い出し、何か気晴らしをさせる必要があるというのだ。たまたま居合わせたテレビ局ディレクターの池田(野間口徹)は、ユイの代役でアキにテレビに出て欲しいと願い出た。もしくは、海女カフェのステージでユイと一緒に歌うイベントを企画してはどうかと提案した。アキも、自分が楽しくやっている姿をユイに見せることができれば彼女の気も晴れるだろうと考えた。しかし、自分が芸能活動をすることは春子(小泉今日子)が絶対に許さないだろうと想像された。

そこでアキは、海女クラブに協力を求めることにした。海女たちの祭りを新たに立ち上げ、海女たちの元気な様子を見せればユイも勇気づけられ、元気を取り戻すだろうという算段だ。海女たちは賛同し、花巻(伊勢志摩)が「海女ソニック」というタイトルを考え、企画が動き始めた。

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花巻さん(伊勢志摩)って、口は悪いけれど、ロックな人ですね。ジェームス・ブラウンネタを振ったり(第49回)、今日の放送では「海女ソニック」というタイトルを提案したり。発音は「アマーソニック」でした。つまりこれ、夏のロックフェスティバル「SUMMER SONIC」をもじっているわけで。花巻さんの音楽ネタにはこれからも注目ですね。

ユイ(橋本愛)がテレビの仕事を休んでいる間の代役リポーターとして、原史奈が本人役で登場。ローカル番組「5時だべ わんこチャンネル」の司会を福田萌が本人役でやっている件に関しては、彼女は岩手にゆかりがあるので頷ける。しかし、原史奈と岩手の関係については、当方はよく知りません。

『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)

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