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NHK『あまちゃん』第81回

昨夜、牛乳(というかカルアミルク)をがぶ飲みしたせいか、お腹がゴロゴロしている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第81回めの放送を見ましたよ。

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第14週「おら、大女優の付き人になる」

功(平泉成)が順調に回復し、ユイ(橋本愛)の上京も目前となった。

そんな矢先、ユイの母・よしえ(八木亜希子)が失踪した。1週間待っても帰らず、ヒロシ(小池徹平)は警察に捜索願を提出した。お嬢様育ちだったよしえは、功の介護に疲弊し、何もかもが嫌になったのだと想像された。

よしえがいなくなったことで、ユイの上京は再び延期された。ユイは部屋に閉じこもり、荒れてしまった。事情を知ったアキ(能年玲奈)から気遣う電話がかかってきてもユイは電話に出ない。それどころか、ケータイを投げつけ、アキとの連絡を一切絶ってしまった。

同じ頃、アキは社長の荒巻(古田新太)に呼ばれた。アメ横女学園のトップ・有馬めぐ(足立梨花)が交通事故に巻き込まれたという。幸い軽いむち打ち症で済んだものの、怪我よりも大きな問題が発生したという。彼女は、男性俳優の運転する自動車の助手席に乗っていて事故に遭った。恋愛禁止のアメ横メンバーにとっては重大なスキャンダルである。相手の俳優の事務所は、事故の30分後に有馬めぐが同乗していたことを認めるFAXをマスコミに流した。ふたりの交際は週刊誌にも書かれることになり、劇場にも取材陣が殺到するだろうというのだ。

有馬めぐの代役担当のアキにとっては、千載一遇のチャンスだった。彼女のことを心配する素振りを見せながらも、顔には思わず笑みが浮かんだ。ところがそこへ、有馬めぐ本人が現れた。怪我は軽いし、男性俳優との関係においてもやましいところがないと言い切り、自分がステージに立つ決意であった。それを聞いて、荒巻も有馬めぐの出演を認めた。こうなることは全て荒巻の読み通りだった。新人を代役に割り当てることで、有馬めぐの奮起を期待し、その通りになったのだ。こうしてアキが表舞台に出る機会は立ち消えとなった。

その代わり、アキは鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の付き人に任命されることになった。水口(松田龍平)に連れられて無頼鮨へ行くと、鈴鹿は主演ドラマ『静御前』のスタッフたちと食事をしていた。鈴鹿はすでにアキが付き人になることを了承していた。しかし、アキはまだ決めかねていた。ユイとの約束でアイドルを目指しているはずなのに、付き人になることは遠回りなのではないかと思うからだ。しかも、ユイの上京が延びたことや、有馬めぐの代役がすんでのところで立ち消えになったことなどで虫の居所が悪かった。それで即断しかねたのだ。

しかし、鈴鹿はアキの態度にはお構いなしだった。しかも、鈴鹿はユイが上京できなくなったという事情まで全て知っていた。アキが訝しむと、種市(福士蒼汰)から話を聞いたのだという。なんと、仕事を辞めて故郷に帰るはずだった種市が無頼鮨で働いていた。

アキは種市にも腹を立てた。ユイが大変な状況にあると知っているなら、なおさら北三陸市に帰ってやるべきだと食って掛かった。しかし、種市は、自分には自分の考えがあると言って聞かなかった。それがどんな考えなのか、彼からの説明はなかった。大将・梅頭(ピエール瀧)がこっそり教えてくれたことによれば、アキが種市のことをプライドばかり高くて器の小さな男だとなじったことが効いたのだという。ふたりが店で口論した数日後、突然種市が訪ねて来て、店で働くことになったという。アキの説教が種市を変えたのだという。

その夜、アキは寮でGMTメンバーや水口と相談した。有馬めぐは、過去にも元カレとのプリクラ写真が流出し、半年間休業していたことがあるという。その時のつらい思いが反動となり、今や絶対に仕事に穴を開けないのだという。このまま有馬めぐの代役担当をしていても表舞台に出られる可能性はほとんどない。むしろ、鈴鹿ひろ美の付き人をしていたほうがチャンスが広がるかもしれないという結論になった。それで、付き人になることを承諾した。

それから1か月後。すっかりやさぐれたユイが、チンピラ風の男(山田健太)と一緒に北三陸駅に現れた。

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劇中の時間がよくわからなくなりました。

昨日の放送の時点で、功(平泉成)が倒れてから1ヶ月半。彼が倒れたのは8月23日(東京行きの乗車券の日付)なので、それから1ヶ月半ということは10月上旬。そこでよしえ(八木亜希子)が失踪。
今日の放送では、よしえ失踪の1週間後に捜索願、さらに1ヶ月経ってユイ(橋本愛)がヤンキー化して登場。ということは、昨日の放送から1ヶ月と1週間ほど経ったので、今は11月中旬ころと思っていいのだろうか。

なお、第90回(来週の土曜日放送)では正月のシーンがあることを知っている当方です(撮影風景を見たから)。

『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)

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