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NHK『あさが来た』第51回

今日のまとめ記事を書き終わったら、某かわいこちゃんから教えてもらったかわいこちゃんバンドのCDを聴こうと思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第51回めの放送を見ましたよ。
2015-11-25 20.52.49

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第9週『炭坑の光』

鉱山で働くあさ(波瑠)は少々心細くなった。つい、亀助(三宅弘城)に弱音を吐いてしまった。
自分も本当は、夫の世話をしたり、子供を育てたり、人並みの生活をしたいと思うことがあるという。なんでも自由にさせてくれる新次郎(玉木宏)に甘えてばかりで、自分は嫁として失格だと言うのだ。

亀助は、あさも人の子なのだから、そう思うのは当然だと同情した。そして、そこまで鉱山に一生懸命になることはないと慰めた。
しかし、あさは自分の弱音を笑ってごまかし、取り消した。自分の鉱山で働く鉱夫たちは自分の家族も同然で、今は彼らの生活を良くするために頑張りたいと決意を新たにするのだった。

あさは、組頭・サトシ(長塚圭史)の行動を観察した。彼は、他の組頭よりも鉱夫からのピンハネ額が多いと言われているからだ。
すると、彼はとても厳しく鉱夫たちに接していた。たとえば、前日の仕事で疲れきっている鉱夫に対しても、怒鳴りつけて叩き起こし、無理やり坑道に連れて行くのだ。
鉱夫は一度怠け癖がつくと真面目に働かなくなるし、鉱夫たちからなめられないためにも組頭は必要以上に厳しくしているのだという。
親方・治郎作(山崎銀之丞)もサトシは優秀な組頭でもあると認め、彼には一目置いていた。

それでも、あさは納得できなかった。鉱夫たちが虐げられているように思うからだ。
あさは鉱夫たちを集め、改革案を説明した。組頭を通さず、加野屋が直接賃金を払うようにするというのだ。それに加えて、働きの多い者にはそれに応じた褒美も出すと言う。それというのも、この炭鉱で働くことや、将来の生活に夢を持って貰いたいからだという。
組頭が鉱夫の賃金をピンハネすることはできなくなるが、それに見合うだけの手当を組頭に払うことも約束した。そうすれば、皆が平等に幸せになれるからだ。

しかし、サトシはその改革案に反対した。金持ちに騙されるなと言って、鉱夫たちを扇動した。
あさが言うような、全員が幸せになる理屈などないというのがサトシの言い分だった。その証拠に、鉱夫の賃金が多少上がったとしても、鉱山の所有者は加野屋のままである。このことは、金持ちである賀野屋が今後も弱者で貧しい鉱夫を支配する構図が変わらないことを意味する。あさは口では甘いことをほのめかすが、弱い立場の鉱夫をこき使って、さらに私腹を肥やすことが目的に他ならないと煽った。
そして、今まで鉱夫の面倒を見てきた自分と、新参者であるあさのどちらを信用するのかと鉱夫たちに迫り、自分の言うことを聞かなければひどい目に合わせると脅した。その脅迫に、鉱夫は抗うことができなかった。
一度はあさの言い分を取り込もうとした鉱夫たちだったが、一気にあさを見放した。

あさは、机上の学問だけではどうにもならい、現実の壁に突き当たってしまった。

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昨日の放送で、美和(野々すみ花)が久しぶりに座敷に呼ばれるという話があった。彼女は今でこそ自宅で三味線の師匠をしているが、かつては大阪一と言われた芸姑だったそうだ。古い馴染みから頼まれ、重要な客人を接待するために三味線を披露して欲しいと頼まれたのだという。

今日、そのお座敷のシーンがあった。
美和の古い馴染みというのが大久保利通(柏原収史)で、彼の大事な客というのが五代友厚(ディーン・フジオカ)だった。
その場で、大久保は五代に「東京へ来て大蔵卿になってくれ」と依頼をしていたわけだが、話の流れ全体としては唐突でよくわからず、どうも尺埋め感がプンプンした。

同様に、冒頭(というか、昨日のラストから引っ張られていた)であさ(波瑠)が亀助(三宅弘城)に弱音を吐くシーンも、特になくても良かったわけで。ていうか、亀助相手に弱音を吐くあさの心境もよくわからないわけで。展開としては、新次郎(玉木宏)に愚痴めいた手紙を書いても、まぁ話としては成立するわけで。
こっちも尺埋め感がプンプンした。

その他、加野屋に亀助から届いた手紙をみんなで読むシーンとかも。

どうも、テンポが悪いぞ、最近。

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