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NHK『ブギウギ』第47回

「福来スズ子とその楽団」のマネージャー・五木ひろきってのは演歌歌手の五木ひろしにそっくりだし、それを演じている村上信悟は関ジャニ♾️の村上信五とそっくりだし、いろいろややこしいと思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第47回めの放送を見ましたよ。

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第10週『大空の弟』

鈴子(趣里)が下宿に帰ってくると、小夜(富田望生)が困ったように無言で廊下に立っていた。梅吉(柳葉敏郎)は一人で部屋にいるようだ。
わけがわからず、鈴子は部屋に入った。

梅吉は、夕暮れの中、灯りもつけずにぼんやりと座っていた。六郎の戦死告知書が届いたのだと言う。
梅吉は何かの手違いだと思い込もうとしていた。鈴子も現実を受け入れられず、混乱した。その夜はただ茫然と過ぎていった。

翌朝、鈴子は珍しく寝坊した。
下宿大家・チズ(ふせえり)に差し出されたおむすびをぼんやりと食べ、残りを梅吉の枕元に持っていった。どういうわけか、小夜の姿はなかった。梅吉に一言だけ声をかけると、「福来スズ子とその楽団」の事務所へ出かけた。

事務所には、ひと足先に小夜が来ていた。小夜は、楽団員たちに六郎の戦死を伝えた。しばらくの間、鈴子は仕事のできる状態ではないだろうと報告した。
ところが、その矢先に鈴子が姿を現した。楽団員たちはゆっくり休むよう勧めたが、鈴子は聞く耳を持たなかった。自分の楽団なのだから、率先して仕事をするのは当たり前だとひきつった笑顔で答えた。むしろ、部屋でじっとしている方がしんどいのだと言う。しかし、楽団員たちは重苦しい雰囲気になった。
鈴子は、自分がいることでみんなに気を遣わせているのだと悟った。そう言って、帰ることにした。

帰っていく鈴子のことが心配になって、小夜は追いかけた。すると鈴子は、何もない道端に立っていた。
小夜に気づいた鈴子は、じっとしていると気がおかしくなりそうだと言って、その場で歌い出した。しかし、うまく声が出ない。体で拍子をとろうとしても、体が思うように動かない。
鈴子はその場にしゃがみこんだ。気を抜くと六郎のことばかりが頭に浮かぶのだという。彼が死ぬ時、どんな気持ちだったのか、きっと怖くて寂しかっただろう、かわいそうだと言って泣きはじめた。
小夜は鈴子を背中から抱きしめてやり、慰めた。

それから数日、鈴子は下宿の部屋で過ごした。しかし、いつまでも休んでいられないと考え、朝早くに事務所へ出かけた。まだ誰もいない事務所の掃除をした。
すると劇団員たちが次々にやってきた。

そんな中、トランペット奏者・一井(陰山泰)が興奮した様子で事務所に入ってきた。
ラジオをつけると、日本がアメリカと戦争を開始したと報道していた。その日は1941年(昭和16年)12月8日だった。
他の劇団員たちも一井につられて興奮した。

その頃、小夜は梅吉に日米開戦を知らせていた。しかし、梅吉は何も答えず、呆けたように布団で横になるだけだった。

街を歩くと、みな高揚感に包まれていた。アメリカに勝つと誰もが信じて疑わなかった。あちこちでバンザイの掛け声が聞こえた。
鈴子はそれを横目に、険しい表情で歩いていた。しかし、人々につられて一緒にバンザイを唱えた。

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今日は、鈴子役の趣里が表情と動作で見せる日でした。なので、僕の非力な文章では細かいニュアンスを伝えきれません。ごめんなさい。
話は暗くて見るのがしんどかったけど、よくできた回だった思います。

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