仕事始め 3days

■ Day 1

関東某事業所に赴任した俺。簡単な挨拶や生活ルールの説明を受けた後、自分用のコンピュータのセットアップをする予定であった。
僕の子守役としてセットアップ指南をしてくれるはずだった人は、急な発熱だとかでお休みすることになった。
初日から放置プレイを食らう俺。

しゃーないから、夕方は早めに会社を抜け出して、旧知の人々のステーキ新年会に飛び入りした。


■ Day 2

朝一で出社したら、子守役が来ていた。
初対面だったので様子を探り探り当たり障りのない挨拶をしようとしたのだが、相手はゲホゲホと咳をしていてマスク姿。
でもね、マスクの上に見える目がかわいいの。見るからにミドル20代でかわいいの。
赴任2日目でセクハラ案件で問題起こしてもヤバいし、なんとか気力を振り絞って、丁寧かつ当たり障りのない挨拶をした俺、偉い。
でもね、彼女が喋り始めた瞬間わかったよね。

このコ、関西人だ!

俺「もしかして、関西出身?僕は京都府奈良市から来たけど、あなたは?」
ミドル20代(以下、A子)「です」
俺「うわっ、大阪南部!ガラの悪い地域!!」(意見には個人差があります)
A子「ひどっ!」

その日の午後、A子ちゃんは熱がぶり返したとかで早退しました。
俺のせいだったら、すまん。

■ Day 3

いろいろ手こずって、3日目なのにコンピューターのセットアップが終わらない俺。
A子ちゃんは忙しそうに自分の仕事を片付けつつ、僕の子守もしてくれる。ガラの悪い(と俺が信じる)堺出身の割にはいい子だ。

すると、A子ちゃんの後輩にあたるらしい、B子ちゃんが出社。B子ちゃんは今日まで在宅勤務をしていたので、僕がお目にかかるのも初めて。
A子ちゃんが橋本愛みたいな正統派美人系統だとしたら、B子ちゃんはのんみたいなファニー&キッチュ系かわい子ちゃんだった。いいじゃん、いいじゃん、この職場。
B子ちゃんは新年早々ヤヤコシい仕事を抱えているらしく、A子ちゃんに相談しながら、ふたりであーだこーだ言いながらカッコよく仕事を片付けてる。AL-Mailユーザーだった俺が、この期に及んで Outlook のPOP3サーバーの設定とかしてる横で。

ていうか、ふたりの話し声を聞いてると、俺としたことが SMTP-AUTH のポート番号を打ち間違えたりして、ぜんぜんうまくいかないのよ。
というのも、A子ちゃんとB子ちゃんは互いに激しい関西弁でやりあってんだもん。俺なんかのエセ関西弁とは違って、とても流暢なんです。

一段落ついたところで、改めて挨拶がてらB子ちゃんに話しかけてみた。

俺「B子さん、もしかして関西出身ですか?」
B子「ええええ!どうしてわかったんですか!?」
俺「いや、思いっきり関西弁で話してたじゃん」
B子「うそ!私、標準語は完璧に操れますよ」
俺「いやいや、ぜんぜんだめだった。で、関西のどのあたり?」
B子「大阪の南の方です」
俺「うわっ、またしても大阪南部!」
A子「木公、ひどいねん。大阪南部はガラ悪い言うねん」
B子「ひどい。。。」
俺「だってさ、関空行こうと思って難波から南海に乗り換えると、明らかに乗客層がかわるよね」
B子「私は関空のさらに南でした」
A子「え?大阪は関空で終わりとちゃうん?」
B子「関空の南にも大阪あります!」
A子「まあ、うちはJRやから南海より上品なんやけど」(意見には個人差があります)
B子「あ、実家が淡路に引っ越しました。阪急最高!15分で梅田に出れるの最高!!」
A子「・・・なんでずっと地元話やねん」

はい、楽しくやってます。今後ともよろしくおねがいいたします。

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