21世紀メルヘん青年

小池田マヤ著「バーバーハーバー」や浦沢直樹著「20世紀少年」をお読みの方にとって,万博公園は生涯に一度は巡礼すべき聖地であるし,太陽の塔にいたっては崇拝の対象となる偶像そのものでしょう.

そんな読者諸氏に成り代わって,僭越ながら巡礼の旅に行ってまいりました.
太陽の塔と俺

みなさん,太陽の塔の正面はなじみがあると思いますが,背中がどうなっているかご存知ですか?
正面の顔もかなり独特なキバった顔をしていますが,後ろもかなり邪悪な人相です.

太陽の塔の背中
    【その他の写真】

  1. 邪悪な人相のアップ
  2. 真下から見上げる
  3. 太陽の塔の説明パネル

しかし,万博公園はデカイ.1時間半歩いて,4分の1くらいしか見れなかった.何回かに分けて探索する必要がありますな.
今日は,バーバーハーバーで東子さんが散歩していたソラードと,2月21日から始まる「梅まつり」の舞台となる梅林の見学で終わってしまいました.

    【参考写真】

  1. ソラードは「空の道」.(写真)
  2. 森の集音器.普段は聞こえない木々のざわめきや,鳥の鳴き声が聞こえます.
  3. 森の万華鏡.木の枝が不思議な映像の世界を作り出します

梅まつりは2週間後ですが,すでにちらほら梅が咲いており,いい匂いもしました.
梅

馬かんべえ

俺と「開運!なんでも鑑定団」.
レギュラーの放送は隔週で見ることが多い.理由は,僕が住んでいる地元のケーブルテレビ局が,所在地もサービスエリアも京都府であるにもかかわらず,奈良テレビの番組を垂れ流しにしていることと関係がある.奈良テレビは何の変哲もない,テレビ東京のネット局なのだが,ある日偶然視聴した「気ままに駅サイト!」という,“旅人、高山トモヒロ(ケツカッチン)が各駅に降り立ち、街の様子や人々の生活をほのぼのとした雰囲気で伝えます。”てな,奈良テレビの独自製作番組が僕の琴線に触れてしまった.
これが2週間に1回の放送(翌週に,前回の再放送がある)で,放送時間が開運!なんでも鑑定団の直後なのである.そんなわけで,「気ままに駅サイト!」を見逃さないために,鑑定団の放送時間からテレビをつけっぱなしなのである.そういうわけで,隔週で見る.

開運!なんでも鑑定団は,ご存知の通り人気番組であり,土曜の昼下がりなんかに再放送をしていたりする.こっちの方は,けだるい週末の午後によく見ちゃったりなんかする.この再放送版はなかなかオツで,大学時代に見た再放送版では,当時大人気だった華原朋美が「遠峰ありさ」という名前で出張鑑定団のアシスタントをやっていた時代の映像が予期せず放送されたりして,結構お得な感じだった.

先日見た鑑定団の再放送では,「十数年(?)前,当時有名漫画雑誌の編集長だった人が脱サラしてラーメン屋を開業.店を応援するために,親しかった大勢の漫画家が店に色紙を贈った.キャラクター達はみんなラーメンを食べている姿で,非常に珍しい」みたいな話をやっていた.正直,僕にはあまりなじみのない漫画家ばっかりだったけど,あだち充や藤子不二雄(なんと,ラーメンの小池さん!)なんかは知っていて,「ほーっ」と思ったわけで.
いつかチャンスがあったら,生で見てみたいなぁ・・・・・・・・

と思っていたら,チャンスがあったわけで.
馬かんべえの店内

行ってきました,馬かんべえ(高輪台店).
テレビに出ちゃったり,主人がWEBに露出したり(テレビに出ていた親父さん,色紙のある高輪台店の二代目ご主人)で,結構派手目でやってるんだろうなぁという事前の予想はいい意味で裏切られました.

店は小さくこじんまりとしており,ぜんぜんオサレげじゃなくて,有名漫画家の色紙以外は,いたって普通な素朴なお店でした.ラーメン屋に似つかわしくない,ブルースが店内でかかっていたり(僕が入店したときは,ちょうどEric Clapton の MTV Unpluged収録のWalkin’ Blues だったと思う.まぁ,アレです,僕のお気に入りです.).

ラーメンは,スープの色を見ると黒っぽくてこってりっぽく見えますが,食べてみると意外なあっさりしょうゆ味.
ご主人曰く「こちらに,ニラをきざんでしょうゆに漬け込んだものがあります.スプーン一杯入れると味が変わりますから,どうぞお試しください」とのことなので,試してみると,今度はまったりとしたしょうゆ味に変身.おいしゅうございました.
(本当は,ラーメンの写真も取ったんだけど,保存し忘れた)

店内の写真を撮っていいものかどうかわかんなかったので,オドオドと「写真とっていいっすか?」(色紙の写真は公式ページにあるのでそちらをご覧ください.もっと近くで撮りたかったけど,色紙の前にはお客さんがいたので,遠慮しました)と聞いたら,ご主人(二代目)は気さくに応諾してくれたり.

今回の出張中に,もう2,3回行きそうな予感.