『瞳』は”まゆげねこ”しか見るべきところがないことについて

NHK朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』が、空前のマイブームを巻き起こしたわけだが。
その落差もあって、4月からの後番組『』はまったく面白いとは思わない僕がいる。

なんだか、演出もチャチな気がしてくるわけで。どっかの高校の学園祭の出し物の演劇を見ているかのような錯覚すら覚えてしまう。
物語のテーマ自体としては、「里親-里子関係」という、それなりに興味深いものを扱っている。そこまではいいのだが、どうしてヒロインがダンサー志望なんだか。真剣に見ていないせいもあるが、里親問題とダンサー志望がどのように相乗効果を生んでいるのか、僕には理解できずに3ヶ月が過ぎた。

ていうか、ドラマの主人公はストリート系ダンスをやっている。こういうのって、グレてるっぽいというか、アバズレっぽいっつーか、とにかくちょっと悪そうな女の子がやるからそそるんであって。栄倉奈々のような、イノセントな女の子がやっても、なんだか陳腐だよなぁ。
もう、いったい何を楽しみにこのドラマを見ればいいのかわからなくなってきているわけだが。

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