禁煙1年

去年の10月29日22時半頃、僕はタバコをやめた。
ちょうど1年経過したが、それ以来1本もタバコを吸っていない。
何度か「今、タバコを吸ったら何が起きるだろうか?」と軽く考えたこともあったが、強くタバコを吸いたいと思ったことは一度も無い。
今や、タバコを吸わない生活がごく普通に感じられる。自分が喫煙者だったということが信じられなく思うこともあるし、最後にタバコを吸ったのがもう何年も前のように感じられるくらいだ。

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自分の喫煙権を売った男

『ヤバい経済学』の共著者のダブナーが紹介していたのだが、自分がタバコを吸う権利をオークションで売った男がいるらしい。

ニュージーランドに住む James Hurman は、妻の妊娠を期にタバコをやめようと決意した。しかし、今までいろんな方法を試してうまくいかず、最後の手段に出たようだ。
彼は「自分がタバコを1本吸う度に、1000ニュージーランド・ドル(日本円だと8万円強)を支払う」と約束した契約書をネット・オークションで売り出したそうだ。
なお、オークションの収益はニュージーランドがん協会に寄付すると約束している。

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禁煙・・・、できた。

10月29日に半信半疑で「禁煙セラピー」を読んだ

同書には「長くても三週間で完全にやめられます。」と書かれており、今日がその3週間の運命の日である。

結論から言うと、その10月29日を最後にタバコを吸っていない。
とりあえず、「禁煙成功」と宣言しておく。

一般的に、禁煙に成功すると「おめでとう!」なのだろうが、僕自身にとってはあんまりおめでたい気がしていない。
想像よりもはるかに容易に禁煙できてしまった(これといった禁断症状もなかった)ために、感慨が沸かないないせいかもしれないが。

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禁煙: 初日午後

昼休みに喫煙所で4-5本吸うのが日課だったが、今日は全く吸いたいとは思わなかった。
良い流れ。

14時頃、体が火照り始める。額にじっとりと汗が浮く。
風邪を引いてしまったのか、これがニコチンの禁断症状なのか判然としない。
なんせ、禁煙は生まれて初めてのことだから。
自分の体調の変化をとことんまで観察して楽しもうという気が起きてくる。
帰りに体温計を買おうと決意したのもこのころ。

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禁煙・・・、できるのか?

思うところあって、超有名本「禁煙セラピー」を買った。
さっきから読み始めてる。

同書のp.32で

どうしてタバコを吸っているのか、その本当の理由がわかればすぐにやめられます。長くても三週間で完全にやめられます。

と豪語されている。

今から3週間後といえば11月19日である。
そんなわけで、今日から禁煙日記を書いてみる所存。

今は、全45章のうち7章「タバコ会社の強烈な洗脳力」まで読んだ。
ここまでの内容は、「タバコを吸う明確な理由はあるだろうか」というもの。
喫煙者は、自己弁護のためにいろいろと理由をつけるけれど(e.g., 「ストレス解消」「習慣」「かっこいい」)、理性的に考えればそんなものは正当な理由ではないという説得がなされているフェーズ。
かなり退屈で、最後まで読み通せるか自身がなくなりつつある僕がいます・・・。

ところで、僕が今日までタバコを吸い続けている理由は自分でもよく分からないのが正直なところですが、吸い始めた理由ならとても明確である。

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