D君: ロックの伝道師 for me

さっきの記事を書いたついでなので,予備校時代の友達のD君によって洗脳されたアルバム3枚.
この3枚は今でもお気に入りで,暇さえあれば聞いてる.

Machine Headまずは,ブリティッシュ・ロックの定番 Deep Purple のMachine Head
初めてジャケットを見たときは「なんじゃこりゃ,ムンクの『叫び』っスか」と思ったものですが.

超有名曲 “Smoke on the water” 収録.僕もD君のギターを借りて,Smoke on the water の超有名リフを練習したものです.
♪ ジャッ ジャッ ジャッ~,ジャッ ジャッ ジャッ ジャッ~,ジャッ ジャッ ジャッ, ジャッ ジャッ~

あと,アルバムの1曲目 Highway Starは,最近SUZUKI WagonRのCMに使われていますね(ワゴンR スペシャルサイトでCM見れます).

そいや,D君は深紫伝説王様にちょっと似てたな.

Tribute続いて,Ozzy Osbourne のTribute
いや,これは Ozzy のアルバムではなく,「Randy Rhoadsのアルバム」と言っても過言ではないかも.
無名だった Randy を Ozzy が発掘し,無二のパートナーに.彼のメロディアスなギターは,なんとなく暗い感じのする Heavy Metal というジャンルに華を添えた.しかし,ツアーの移動中,Randy は飛行機事故で帰らぬ人に.そんなわけで,伝説のギタリストと呼ばれ,一部にRandy Rhoads の根強いファンが存在するわけで.
D君も Randy Rhoads の熱狂的ファンだったなぁ.いつも札幌の島村楽器で,Randy と同じ白いフライングVを眺めてたなぁ.

もちろん,僕もRandy の美しいギターに魅了されちゃった.

また,車のCMだけど,ちょっと前までNISSAN X-TRAILに Paranoido のカバーが使われてましたね(エクストレイル CM情報に曲の紹介があります.へぇー Megadethなんだ.).
いや,もともとは Black Sabbath (Randy と出会う前に,Ozzy が在籍していたヘビメタの元祖バンド)の曲だけど.
この曲は,Black Sabbathのバージョン(Paranoid収録),Randy による演奏(ここで取り上げているTribute),Zakk Wild による演奏(Live at Budokan),あとNISSAN X-TRAILと4通り聞いたけど,やっぱ Randy Rhoads のが一番ですな.

ちなみに,Randy Rhoads って結構かわいい顔してるんだけど,知り合いの笑顔に似ているのがちょっとイヤー.

Appetite for Destructionとりあえず,3枚紹介しようと最初に決めたんだけど,最後の1枚を何にするか迷った.
Queen も Eric Clapton も Aerosmith も AC/DC も Led Zeppelin,MR.BIGあたりも彼に洗脳されたんだけど,とりあえず一番強烈だったのは,やっぱり Guns n’ Roses だよねぇ.
つーわけで,Guns n’ Roses のAppetite for Destruction

Guns n’ Roses の連中って,なんだかすげートンガってて,不良で危ない感じがして,そういうのにあこがれたなぁ.
このアルバムも,初めから終わりまで「疾走しまくり!」って感じで,すごくいいし.

うまく表現できないけれど,1曲目の Welcome to the jungle でギターが響いてきたとき「え?なに?何が始まるの?」って思ってると,Axl がガツンと “Welcome to the jungle!” とはじめるわけで.
あとは休むまもなく,ラストまで引きずられて行っちゃいますな.

さてさて,僕を悪の道に引きずりこんだD君ですが,5年位前には地元の本屋さんで働いていたけれど,最近はその店で見かけないなぁ.
久しぶりに会って,ロック談義したいんだけど.

Live 3兄弟

今日のレンタルCD

1. Back in the U.S./ Paul McCartney

Back in the U.S.ソロになった後の Paul McCartney のスタジオアルバムは1枚も持っていない.
なぜなら,僕は John Lennon 派だからだ.John の泥臭い雰囲気が大好きなので,Paul のポップでどことなく軽薄なノリが好きではないからだ.

しかし,Paul が当代きってのエンターティナーであることは認めるている.
特に,彼のライブは楽しい(生で見たことはないけど).
そんなわけで,1990年以降のライブ盤は,ほとんど持っている(Tripping the Live FantasticPaul Is LiveUnplugged (The Official Bootleg)).
最新のBack in the U.S.だけ所有していなかったので,今日借りてきた.

購入していなかった理由は,以前のライブ盤と曲目がほとんどかぶっており,目新しさがなかったためである.自分で持っているライブ盤を編集したら,”Back in the USO”(ここ笑うところ)が作成できそうだ.
そんなわけで,買う気になれなかった.

聞いてみた感想:やっぱり,Paul Is Live だ・・・.

しかし,なんだかんだいって,ラストのSgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Bandではのりのりになっちゃいました.

2. Live In Japan / Deep Purple

Live In Japan (UK)先日紹介した「洋画・洋楽の中の変な日本・がんばる日本」の下駄で「(Highway Starで)ヴォ-カルのイアン・ギランがリッチ-のギターソロに入る直前に卑猥な言葉を呟いている。日本人関係者(飲みに行った時の店の人?)から教わった言葉だそうだ。」だの,「(Lazyで)R&Bやジャズ系アドリブが多いこの曲の間奏で、リッチーがNHKの『きょうの料理』のテーマをほんのワンフレーズ演奏する。」だの書かれていたので,気になって仕方がなくなって借りてきた.

しかし,大きな問題が発覚した.
1曲めの Highway Star の時は,上の Paul 記事を書いていて,ちゃんと聞いていなくて確認が取れなかった.
今は,Lazy を聞いているが,そもそもNHKの「今日の料理」のテーマがどんなものか知らないため,こちらも確認できそうにない.

浅はかだった自分に反省しつつ,Deep Purple は腰を落ち着けて後ほど聞くことにして,次のCDに行くことにする.
#Deep Purple は好きだけど,イマイチこのライブ盤はノレなかった.
#世の中では「名盤」と言われているようですが.

3. Live in Central Park / Sheryl Crow

Live in Central Parkいつものごとく,話は脱線する.
当方がMichael Jackson 狂であることは以前にカミングアウトした.
87年に日テレで放映された Michael Jackson の日本公演のVHSテープを今でも大事に持っている.先日,数年ぶりにみて驚いた.

まず,メインスポンサーがみかかであって驚いた.
CMなんて富田靖子他出演の「19の日(トークの日)」だったり,ワンレン・ボディコンのおねぇさんが,今日の携帯電話の外箱くらいの大きさがある携帯電話を持って川辺でクールに通話するものだったり.
今なんて,FTTHを売るのに精一杯で,外タレのスポンサーやるなんてできないんだろうなぁ.

もう1つ驚いたのが,流れるテロップの中でバックバンドのメンバーを見ていたところ,”Sheryl Crow” とあった.
Michael のバックバンドに女性は2人.1人はギター担当のJennifer Battenであり,彼女のことは昔から知っているので Sheryl であるはずがない.
ということは,もう1人残ったコーラスの女性が Sheryl Crow ということになる.
しかし,そのコーラスの女性は,いくら15年前とはいえぜんぜん垢抜けていなく,どこかオバンくさいうえ,中肉中背という感じ.
Sheryl Crow のイメージといえば,ギターを抱えた小洒落たカリフォルニア・ギャルって感じだし,本人とは思えなかった.
#唯一の見せ場は,Can’t stop loving you で聴かせる,Michael とのデュエットのみ

ここで当時の Sheryl をお見せできないのが残念.
本当に,びっくりするくらい別人です.

さて,肝心のCDの方ですが,1曲目の Everyday is a winding road からいい感じです.
声もハスキーってトコロまではいきませんが,いい感じに枯れていて好みです.
ゲストも豪華だし(Eric Clapton とか Keith Richardsとかとか).