現在、現在、あるところに木公とりんちゃんのお母さんが住んでいた。
木公は山にドライブへ(マジ)、りんちゃんのお母さんは岡山に帰省(つーか、鉄道見物?)した。
りんちゃんのお母さんが新神戸駅で乗換えをしていると、反対のホームへ0系の新幹線がガタゴトトン、ガタゴトトンと入ってきたそうじゃ。
(中略)
♪
りんママさん、りんママさん
かばんに提げた吉備団子
ひとつ私にくださいな~
♪
というわけで、生まれて初めて岡山の吉備団子を頂いて食べた。
#北海道名物 きびだんごという謎のお菓子になじみが深いことは以前に書いた。
本日いただいたのは、廣榮堂本店のむかし吉備団子。
木箱に入っていて、なかなか高級感あふれる。
北海道のきびだんごなんて、安っぽいビニール袋と紙の包装だから、その格調高い包装にちょっとビビる俺がいる。
で、ビビりつつ食べてみると、控えめで上品な甘さに感動。
いくら食べても飽きない感じ。
食べる前は
「ビールのつまみにするには、微妙な味か?」
と心配したのだが、意外といける。
それもこれも、質のいい団子だからだろう。
そんなわけで、犬や雉や猿が危険を顧みずに鬼が島へお供する気持ちがわからないでもないおいしさ。
これか、これが、本場の吉備団子なのか。
感激だ。
しかし、大手まんぢゅうを食べてしまった現在、俺は吉備団子では命がけの仕事はしたくない。
最低限、大手まんぢゅう以上じゃないとな。
ん、これは上等なきびだんごだな。
http://www.koeido.co.jp/item_kibidango_1.html
僕はこれしか食べたことありません。高速のサービ数エリアなんかで売っているスタンダードなやつです。
えーっと、えーっと、じゃあ、木公さんを家来にするには
吉備団子じゃなくて大手まんぢゅうをお渡しすれば良いんですね。
大彦さんがご存知の「元祖きびだんご」は県外の物産展等でも
販売されたりするのですが「むかし吉備団子」は直営店限定なんです。
微妙に味が違うんですよ~。
大彦くん:
安モンばっか食べてたらダメさ。
直営店限定の「むかし吉備団子」を入手しに行くべきですよ、マジで。
りんちゃんのお母さん:
立派なお土産をありがとうございます。
家来化するときは、
・吉備団子: 命がけじゃないもの
・大手まんぢゅう: 命がけのもの(鬼が島とか)
という具合に使い分けていただければと思います。
でしょ、でしょー
あの上品なきびだんごを食べちゃったら、北海道のきびだんごって・・・ってなっちゃうでしょ?
御意。
岡山の吉備団子を食べてしまうと、北海道のきびだんごはかなり子供だましな感じがしてしまいます。
#でも、またスーパーに北海道きびだんごが売っていたら買ってしまう自信もある。