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京都国際マンガミュージアム

2006年11月にオープンしたばかりの京都国際マンガミュージアムに行ってみた。

要するに「マンガ図書館」で、館内で自由にマンガを読むことができる(貸し出しはやってない)。
ミュージアムというものの、行ってみた感想は “飲食のできないマンガ喫茶”というノリ。
20万冊(最終的には30万冊所蔵の予定)の蔵書があるとのことだが、ざっと開放書架を見て歩いて目に付くのは、やまり「ジャンプ」とか「マガジン」とか、「マーガレット」とか「フレンド」とか、まぁたいていは大き目の書店とかマンガ喫茶とかにあるようなラインナップとそんなに変わらないと思った。

ミュージアムらしいところと言えば、「ガロ」とか戦前のマンガ本とか絶版マンガ雑誌とか、海外のマンガ本とかが陳列されていることだが、たいていはケースの中に展示されているだけで、手にとって見ることはできない。
貴重なものなので、閲覧禁止にする気持ちはわからないでもないけれど、表紙を眺めてもなー、って感じ。


今日は、1時間くらい展示物を眺めて歩き、あとの30分でぱっと気のついた本を読んだ程度。
佐々木倫子の1986年ころの(現在とは全く絵柄の違う)作品をパラパラ眺めたり、秋月りす「OL進化論」の1巻を読んでみたり、タイだかマレーシアだかの「ガラスの仮面」を眺めて終了。

「お洒落小僧は花マルッ!」(安積棍子)を読みたくて、職員さんに蔵書検索端末の有無を聞いたところ、2007年4月まで館内での検索はできないとのことだった。
帰宅後、調べて見ると、WEBでは検索できるようだ。
#しかし、3冊しかヒットしないなぁ。もっといっぱい出ていたような気がするが。

前原滋子の「杏&影 結婚日記」を久しぶりに読みたかったのだが、館内での目視では発見できなかった。検索したらヒットしたので、今度それを目当てに行ってみよう。
サラ・イイネスの「大阪豆ゴハン」は、なぜか3巻だけ所蔵されていない。どーなっとるんじゃ。

【京都国際マンガミュージアム】
住所: 〒604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル
入場料: 大人500円
開館時間: 午前10時~午後8時 (水曜休館)
駐車場なし
京都市営地下鉄烏丸線・地下鉄東西線「烏丸御池」駅 2番出口出て、北へ1分


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