土用なので、鰻を食す。
注文したメニューは「鰻丼(松)」(1680円)。
竹とか梅とかはもっと高くて豪華だけれど、松。
当方の財布が心許なかったわけでも、今日の人間ドックで「コレステロール値が高い」と言われてちょっと節制したわけでもない。
木公だからであることは、賢明な読者ならすぐに気づくことだろう。
窓からは鴨川と、夏の京都の風物詩である川床が見える。
土用なので、鰻を食す。
注文したメニューは「鰻丼(松)」(1680円)。
竹とか梅とかはもっと高くて豪華だけれど、松。
当方の財布が心許なかったわけでも、今日の人間ドックで「コレステロール値が高い」と言われてちょっと節制したわけでもない。
木公だからであることは、賢明な読者ならすぐに気づくことだろう。
窓からは鴨川と、夏の京都の風物詩である川床が見える。
平日の正午に東寺の南大門に腰かける、なんとなく気だるく、社会人落第な雰囲気。
しかし、風は涼しい。
蝉の大合唱を聞き、鳩が不器用に歩く姿を眺めると、せわしない世間に対する優越感。
しかし、なんか寂しくもある。
背後に不規則な足音を感じて振り返ると、杖をつきながら歩いてくるおばあさん。
「すごい蝉ですねえ」
と、僕の考えを見透かされた。
さすがは、年の功。ばてて、日陰で休んでらっしゃるけど。