[alm-ore] AL-Mailユーザーだった俺の独り言

JR棚倉駅前にメキシカン・カフェがオープンしたという噂を聞きつけたので、行ってみた。

事前にまったく下調べをしていなかったので、店を探して車でうろうろしてしまった。
そもそもの失敗は、棚倉駅の西側、ロータリーのある方に向かってしまったことである。
棚倉駅にはほとんど行ったことがなく、かろうじて知っていたのはこのロータリー側のみだったし、なんとなくロータリーのある方が駅の表玄関のような気がするし、きっとこっち側にあるのだろうと思った。
しかし、ロータリーの周りには民家と公園があるのみで、ちょっと離れたところに薬局が1店。
めぼしいカフェは見つからない。

それならば、と駅の反対側に回ろうと思ったけれど、あたりに踏切が見当たらない。
カーナビの地図とにらめっこして、なんとか道順を確認した。
しかしこのあたりは、古い住宅街で道が狭い。車がやっと1台通り抜けられるくらいの幅しかない。
踏み切りもちょうど車1台分。最近、運転についてはいろいろとツキがない当方なので、ミラーをこすりやしないかとヒヤヒヤもの。
踏切では、向こうからベビーカーを押した若い母親が歩いてくる。行き違いもできないほど狭いので、彼女が渡り終えるまで停止して待たなくてはならないくらいの便の悪さ。
もし、車で行こうと思っている人がいたら、気をつけて運転してください。

はたして、棚倉駅の東側に、周りの町並とは雰囲気の違う、華やかな装飾を施した店を発見。
店の名前も知らずに向かったのだが、雰囲気がそれっぽいので目的のメキシカン・カフェだと思い入店。
その時点ではじめて、”S.L.O CAFE” という名称なのだと知る。
＃しかし、看板にそう書いてあるだけで、別な正式名があるのかもしれない。

昼の部は15時閉店らしいということは調べていたが、僕が到着したのは 14:30ころ。
店の中には、客はおろか、店の人も見当たらない。
店の隣には英会話教室があり、今日はハロウィン・パーティーだとかで、仮装をしたちびっ子たちと若い母親たちでごった返している。

小心者の僕は、思わず踵を返そうかと思ったけれど、意を決して入店。
店の入り口から、
「食事、できますか？」
と、ガンダム第19話「ランバ・ラル特攻！」のアムロよろしく声をかけてみる。

奥の厨房から出てきたのは、髪の毛を二つにわけてみつあみにした、リンリン・ランランみたいな雰囲気のおねぇさん。
ひじょうにメキシコっぽい。
メニューの説明も事細かにしてくれて、とても親切な人だった。
感じが良くて、気に入った。

客席は、4人がけのテーブルが4つほど。
原色系の内装デザインで、異国情緒満点。
道路に面した壁は、前面ガラスになっている。
今日はあいにく雨模様で太陽は見えなかったけれど、天気のいい日には大きく開かれた窓から差し込む陽がきれいなんだろうな。

リンリンだか、ランランだかに姿かたちが似ているおねぇさんのお勧めにしたがって、タコスのセットをオーダーした。
タコス2個にライス、豆のペーストだかなんだかがついてきて 690円。

その他に、ブリトーのセットは780円だったかな。
サンドイッチメニューもお勧めとのこと。

写真の左上に写っている豆のペーストは、食べなれてないせいか、ちょっと僕には奇妙な味だった。
不味くて食えないということはなかったが。
メインのタコスには満足。リピートしてもいいな。

店の中に小さな引き戸があって、そこは隣の英会話教室に繋がっている。
ハロウィン・パーティーをやっているちびっ子たちが、ガヤガヤと出入りしていた。
騒がしいといえば騒がしいのだが、可愛い扮装をしたこども達を見て、ちょっと和んだ。
2ダースものちびっ子をいっぺんに見るなんて、何年ぶりかわかんねーし。
可愛いね、こども。

噂では、この店はメキシコ系アメリカ人がやってるらしい。
きっと、隣の英会話教室とセットなんでしょう。
今日はリンリン・ランランっぽいことを除けば、純日本人なおねぇさんに接客してもらったのだが、厨房の奥からはなにやら英語でやり取りしている声が聞こえてきた。
通いつめて仲良くなったら、マスターの人とちゃっかり英会話の練習とかできちゃうのかもかも。

【お店データ】
S.L.O CAFE
・・・詳細不明。
mixi の相楽郡コミュによれば、営業時間は
・月、火、木:　7:00 – 15:00
・金: 7:00 – 15:00 / 17:00 – 21:00
・土: 10:00 – 15:00 / 17:00 – 21:00
・日、水: 定休日
とのこと。

駐車場はない。がんばれば、店の前に1台くらい停められる。
店内禁煙。

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