サイトアイコン alm-ore

「だんだん」第147回 (3/25)

ワンセグ放送で「だんだん」の147回目の放送を見ましたよ。

島根の離島では、治療を拒む畑田(桂米朝)の扱いに関して、石橋(山口翔悟)は悩みつつも患者本位の医療とは何かを悟る。
祇園では、過去に真喜子(石田ひかり)との結婚が破談になったIT企業の若手社長・澤田(平岳大)が久しぶりにやって来て、彼女と近況報告を行う。


主人公のふたり(三倉茉奈・佳奈)は一応画面に出てきたのだけれど、存在感はほとんどなし。
脇役の成長物語に注力した1日という感じ。ラスト4日前に、強引に後日談をねじ込んで収拾させたっつーか、なんつーか。

ていうか、劇中の西暦は2011年。
澤田の率いるIT企業サブライドは、「3年前の世界不況でモロにやられました」(澤田談)とのこと。
しかし、「オバマのおかげでアメリカは盛り返した」(澤田談)ので、その波に乗って彼の会社も何とか立ち直れそうだとのこと。
真喜子の周辺に起きた変化を聞いて、「祇園もチェンジ。変革の時代ですねぇ」(澤田談)などと、2008年を席巻したキャッチフレーズを引用。

実際の2011年にはきっと死語になっていそうな「チェンジ」を引用する澤田の男っぷりよ。

今まで、なんだかんだ呆れつつも暖かく「だんだん」を見守ってきた当方ですが、この薄っぺらな未来予測に、ついに「だんだん」を21世紀前半を代表する迷作に大推薦させていただくことにしました。

出先で見ていて良かったよ。自宅で一人で見ていたら、大爆笑して転げまわってしまい、30分はこっちの世界に戻って来れなかったと思う。

モバイルバージョンを終了