さっきまで、NHK総合で「よみがえるビートルズ」という番組を見ていた。
イギリス BBCが作成し、9月5日に放送したばかりの “THE BEATLES IN THE STUDIO” という特集番組を、超大急ぎで字幕をつけて日本で放送したものだ。
ビートルズのメンバーとジョージ・マーティン(プロデューサー)の音声コメントによって、デビューから解散までの活動を紹介するという内容。特に、レコーディング・スタジオでの活動を中心にまとめられていた。
普通のビートルズのドキュメンタリーと言えば、デビュー前のリバプール時代だとか、キリストを貶めたかのような発言(大問題になる)とか、若者の熱狂だとか、彼らのファッションやアート活動とか、女性問題とか、メンバー間の葛藤と解散を巡るイザコザだとか、解散後の人生だとか多岐にわたるのだけれど、今回は完全に「スタジオでの活動」に絞り込んであって、なかなか新鮮な味わいだった。
それぞれ断片の紹介ではあるが曲がたくさん流れるし、スタジオでのNGトークなんかも聞けて、ビートルズ初心者も上級者も楽しめる番組だと思った。今月発売されるデジタル・リマスター盤の音源が使われているので、なかなか良い音を聞かせてくれるし。
ところが、今日の放送はダイジェスト版だったらしい。本編約45分ほど。
12日(土)0:55 から再放送があるのだが、こちらは58分(?)の完全版が放送されるそうです。
僕はそっちをもう一度見るつもりですし、今回見逃した人も必見だと思いますよ。
ところで、9月9日に発売されるリマスター盤。
僕は完全スルーするつもりだったのだけれど、この番組を見ちゃったせいで、ものすごく欲しくなっちゃった。
PS3も欲しいなぁと思っていたところであるし、どうするべきかなぁ・・・。
ニュースではメーカー出荷100万枚とありました。
全タイトル+ボックスだとしてもエライ枚数ですね。
今更ながら事の重大さが伝わってきました・・・。
ニュース見てたら、ばら売り14枚とボックスセットを一緒に買っている人がいました。理由は、「ばら売りには帯がついてるから」だそうです・・・。
それくらい、重大なようです。
僕も本気で欲しいのだけれど、初回盤の特殊ケースなのがちょっと気に入らないんですよねぇ(今日、店頭に偵察に行ってきた)。けれども、初回盤には特別映像(CD-Extra)が収録されているので、欲しいっちゃ欲しい。
ものすごく悩んでいるところです。
#今も、amazon でにらめっこしていたところ。
僕はいまだにビートルズを「レコード」で聞いてるんですが、唯一の不満足なのが、楽器の音の左右チャンネルへの配分が極端過ぎる、ということなんですよ(ドラムが片方のスピーカーからしか聞こえない、とか)。「デジタル処理によって音質が良くなった」という触れ込みですが、この部分はどうなんでしょう?
左右チャンネルの不均衡っつーのは、僕の耳ではあまり気にならないのですが、2ちゃんねるとか見ると苦情がけっこう出てますね。
で、発売後に品物が出回ってからは見てないのですが、事前の噂では「ビートルズがあえて極端に振ったんだから、それはそのまま出るだろう」という予測があったのですが、どうなったんでしょうね。
なお、配分がおかしいのは、当時普及していたモノラル再生機で聞いたときに自然に聞こえるようにしたとかなんとかいう話も読みました。本当かどうかは知らない。