LET IT BE(ard)

先日予告した通り、今日は音楽教室の発表会でした。

そもそも今回の発表会に出場するつもりはなかったのだけれど、前回の発表会で仲良くなったベースくん(当方と同い年)から
「人前で演奏することが何よりの上達法だよ」
と誘われて、急遽一緒に参加することに。
続きを読む

NHK『カーネーション』第70回

今さらながら、斉藤和義ずっと好きだった」(Get back)と「やさしくなりたい」(衣装はこれだけれど、動きはこっちっぽい)のPVが the Beatles のライブ映像を再現していると知り、その完成度の高さに感激した当方が、NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』の第70回目の放送を見ましたよ。

* * *

第12週「薄れゆく希望」

1943年(昭和18年)9月。戦争の影がより濃く日常生活に浸透していた。
オハラ洋裁店の仕事は軍服の下請けばかりになった。若者が戦死し、店の前を葬送の列が通りがかった。配給が目に見えて減っているし、商店街でも多くの店が閉店してしまった。人々は庭で食料を自給して飢えをしのぐようになった。小原家では下着や靴下を農家に持ち込んで食料に交換することができる分だけ恵まれていた。

糸子(尾野真千子)は戦地の夫・勝(駿河太郎)に善作(小林薫)が亡くなったことを何度か知らせた。しかし、勝からの返事には、どういうわけか毎回、善作のことを気遣う文が書かれていた。
ハル(正司照枝)もすっかり老けこんでしまった。善作をなくし、世は戦争ばかりで生きていてもちっとも面白くない、無駄飯食いであることだし早く死んでしまえばいいと弱音ばかり吐くようになった。

国民学校では軍事教育が盛んになった。そのせいで優子(花田優里音)もすっかり軍国少女になってしまった。毎日、勇ましい声を出して、兵隊ごっこに明け暮れるのだった。

ある日、優子が戦争映画に連れて行けと騒ぎ出した。初めは相手にしていなかった糸子だったが、根負けして優子と直子(心花)を連れて行った。
あれほど楽しみにしていたのだが、戦闘シーンばかりの映画は優子の期待にそぐわなかった。すぐに飽きてしまって、帰ると言い出した。親子は映画を途中でやめて帰路についた。

帰る途中、憲兵が共産主義者に暴行を加え、逮捕するところに出くわした。
あまりの光景に子供たちは震え上がった。糸子は娘たちをかばい、眼を伏せさせて凄惨な様子を見せないようにした。
その時、糸子は思った。戦争ばかりで、美しいものをほとんど目にすることのない娘たちがなんとかわいそうなことか、と。

すぐに糸子は、元来絵の上手な優子のために色鉛筆を買ってやった。物資不足の昨今、それはとても高価なものであったが、糸子は躊躇しなかった。そして、きれいなものをたくさん描け、きれいなものが描けたら妹たちに見せてやれと優子に言うのだった。
優子も色鉛筆をすぐに気に入り、もう戦争ごっこはしなくなった。

もうすぐ、だんじり祭の時期だ。
若者達が戦争に取られてしまったため、年寄りばかりの祭りになりそうだ。しかし、どんなことがあってもだんじりは曳かれなくてはならない。
だんじり祭りのことを考えると、糸子は暗いことは全て忘れて、うきうきと明るい気持ちになることができた。

* * *

続きを読む

NHK「よみがえるビートルズ」 2009年9月12日 0:55

さっきまで、NHK総合で「よみがえるビートルズ」という番組を見ていた。
イギリス BBCが作成し、9月5日に放送したばかりの “THE BEATLES IN THE STUDIO” という特集番組を、超大急ぎで字幕をつけて日本で放送したものだ。

みどころ

ビートルズのメンバーとジョージ・マーティン(プロデューサー)の音声コメントによって、デビューから解散までの活動を紹介するという内容。特に、レコーディング・スタジオでの活動を中心にまとめられていた。
普通のビートルズのドキュメンタリーと言えば、デビュー前のリバプール時代だとか、キリストを貶めたかのような発言(大問題になる)とか、若者の熱狂だとか、彼らのファッションやアート活動とか、女性問題とか、メンバー間の葛藤と解散を巡るイザコザだとか、解散後の人生だとか多岐にわたるのだけれど、今回は完全に「スタジオでの活動」に絞り込んであって、なかなか新鮮な味わいだった。

続きを読む

The Beatles Rock Band: ビートルズのゲーム

2009年9月9日に、ビートルズをモチーフにした音楽ゲーム The Beatles Rock Band が発売になるとのこと。
ただし、欧米地区のみで、日本発売は未定。対応ゲーム機は、PLAYSTATION3、XBOX360、Wii。

どのゲーム機も所持していない当方だが、日本で遊べるんだったら PLAYSTATION3 を買う、本気で買う。

こちらが予告ビデオ。

0:51から1:17にかけてのステージは、日本の武道館ですな。このゲームは海外メーカー製だけれど、日本のメーカーが作っていたら、きっと隠しモードでドリフターズが登場したりするんだろうな。
#ドリフは武道館で the Beatles の前座をやったんですよ。

続きを読む

Paul McCartney US Tour by Lexus

トヨタの高級ブランドLexusが日本でも営業を開始したことは数週間前に話題になりましたが。

そんな、Lexus の後援で Paul McCartney のアメリカツアーなんてものが行われてるんですね。
Paul McCartney The US Tour presented by Lexus

いいなぁ。
死ぬまでに、一度 Paul McCartney のライブを見たいなぁ。
#僕が死ぬまでにじゃなくて、Paul が死ぬまでにね。;-p
#もう還暦越えてるし。

同サイトでは、Paul のライブ映像も見れます。
若いねぇ。すばらしいねぇ。
#サイトに入って、赤いバーのメニューから “Paul McCartney”→”Music & Video” とたどるよろし。
#”Let me roll it” でレス・ポール抱えてる姿に萌え~

ビートマスがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

ICタグで連れの客の所在確認・阪急百貨店で実験
http://it.nikkei.co.jp/it/news/soft.cfm?i=2004110810133j1

いつものごとく,会社のベランダでタバコを吸っていたある昼休み.
dadaaクンが上記のニュースを教えてくれた.
デパートでICタグで,お互いの位置がわかっちゃうんですよ.これはもう,アレですよね!

一同,目を合わせてうなずく.そして,異口同音に
デパートで,ICタグ鬼ごっこやるっきゃナイト!
( 参考:みやすのんき著「やるっきゃ騎士」)

一気に色めき立つ,ベランダ蛍族.

しかし,その盛り上がりに水を差す男がいた.
いや,かっこつける理由は全然ないし,要するに僕なんだケド.

だってさぁ,そろそろクリスマス商戦よ.
クリスマスってんで浮かれたカップルやら,家族連れやらで,百貨店なんてごった返してるよ.そんな幸せそうなやつ等見てたら,腹立っつーねん!

♀「ねーねー,見て.このサンタの格好したクマさん,かわいいと思わない?」
♂「うん,かわいいねぇ.買ってあげようか?」
♀「えっ!?ホント?やったー」
なんて,ティファニーの紙袋とかぶら下げながらイチャイチャしているカップルを横目で見ながら,なんで俺らが鬼ごっこせにゃイカンのだ!?
却下だ,却下!

・・・でも,きっと数週間後には,ICタグをぶら下げて,きゃーきゃー言いながらデパートの中で鬼ごっこしている僕がいるに違いない.
結局,そういうバカ企画が大好きで,参加しちゃうんだろうなぁ・・・.

ただ,なんだかんだ言っても,季節的にみんなのもとには平等にクリスマスが来ちゃうわけで.
がっかりな夏や秋だった人は思いっきり,ハッピーな夏や秋だった人もそれなりに,クリスマスシーズンになると人恋しくなっちゃうんだろうなぁと,当方は勝手に想像してみたり.(元ネタ)

その想像と以下の展開がどうつながるのか,当方も良くわからない・・・,というか,マクラをズンズン書き進めたはいいが,収拾が付かなくなったと言うのがホンネなわけで.

とにかくだ,今年の1月,僕はこんなことをほざいていた
と言うわけで,有言実行してみました.

クリスマス!本日,Amazon からThe Beatmasの「XMAS!」が届きました.

いい!いいよ!思いっきり,ビートルズソングがクリスマスソングに変身するよ!

恋人としっとりしたクリスマスを過ごす人も,一人ぼっちでじっとりとしたクリスマスを過ごす人も,「はぁ~,家で女を捨てたも同然の女房と,ぎゃーぎゃー騒ぐだけのガキどもに囲まれて,クソ甘ったるいケーキなんて食ってる場合じゃねーよなぁ.会社の若いOLでも捕まえて,オサレなシティホテルで石田純一のように『不倫は文化だ!』とか言いながら,イヴの夜を過ごしたいもんだ」とかなり不道徳な願望を抱いていて,石田純一とか言っている時点でアンタについてくるOLなんていねーよって怒鳴りつけられてしまいそうなお父さんも,今年はThe Beatmas で楽しいクリスマスを過ごしましょう.

XMAS! (The Beatmas)

2003年暮れといえば,The Beatles “Let It Be… Naked”の発売のほか,George Harrisonの追悼コンサートのDVD “コンサート・フォー・ジョージGEORGE HARRISON TRIBUTE CONCERT”,John Lennon のビデオクリップレノン・レジェンド…エド・サリヴァン presents…The Four Complete Ed Sullivan…など,Beatles 関連ソフトが目白押しだったわけで.CD屋なんかでも関連曲がかかりまくりだったわけで.

The Beatmas, XMAS!そんな中で,「あー,このイントロは “Please Please Me” ね」なーんて聞いてたら,Please Please Me のイントロから突然クリスマスソングに切り替わってびっくりしたわけで.その曲の正体が,Beatmas だったわけで.

Beatmas ってのは,普段は別の名前で活動しているスウェーデン(?)のバンドらしいのですが,クリスマス時期になると “The Beatmas” と名乗って,Beatles と クリスマスソングのチャンポンを演奏してるらしい.
Beatles の演奏を踏まえつつ,うまくクリスマスソングと融合したアレンジで,なかなか面白い連中だ.

次回のクリスマスまでには入手しようと思う.

Amazonで買えます

B000002UAL.09.TZZZZZZZ.gifジャケットも,ちゃんと “HELP!” のパロディだし.