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NHK『ゲゲゲの女房』第32回

 「『ゲゲゲの女房』の連載記事はいったいいつまで続けるんだ?」と自他自問した結果、マナカナ主演の『だんだん』における48回連続の自己ベストを超えることを目標にした当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第32回めの放送を見ましたよ。

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「アシスタント1年生」
 漫画原稿を原稿を届けにきた布美枝(松下奈緒)。茂(向井理)の作品に対するイヤミをさんざん聞かされるが、無事に原稿料を受け取ることはできた。

 出版社社長(うじきつよし)は茂の漫画の売れ行き不振に頭を痛めており、マンガ出版プロデューサーを名乗る男に知恵を分けてもらったと言う。その人物こそ、茂の幼馴染で鼻つまみ者の浦木(杉浦太陽)であった。浦木は、翌日にも茂の自宅を尋ねると約束した。

 出版社からの帰り道、商店街に立ち寄った布美枝。貸本屋のおばあさん(佐々木すみ江)にリウマチの症状が出ていると聞いたので、お灸を据えに行った。ちょうど夕方で、仕事帰りや銭湯へ行く人々などで貸本屋は大忙しだった。布美枝は、夕食の支度や棚の本の整理などを手伝う。

 自分の夫が貸本漫画家であることは言いそびれてしまっている布美枝。茂の妖怪漫画がとても面白いと話している青年・小林(鈴木裕樹)に出会った。彼は茂の新刊が出ないかと期待しているのだった。嬉しくなった布美枝は、身元を告げないまま、急にお礼を言ったので驚かれる。

 翌日、予告通り浦木が家を訪ねてきた。彼は、茂の家を「少年戦記の会」本部とするのが売上アップの秘策であると言い、大きな看板を持って現れた。

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 茂と布美枝の生活がやっと落ち着いて、うまく回り始めたと思った矢先、浦木登場でかき回されるようです。何がどうなるかは、明日以降。

 今日は、貸本屋シーンに時間がされました。
 布美枝が「さいとうたかお・・・」とつぶやきながら本を片付けるという、プチサービスあり。

 また、茂のファンである小林青年は、同じ工場で働く女子工員に片思いであるというフラグが立ちました。一方の女の子は、小林は気持ち悪い本ばかり読んでいると、out of 眼中な様子。

 ちなみに、小林が茂の漫画を借りて行くシーンでは、記録カードに3つの異なる会員番号が書かれていました。つまり、小林意外にも2人が『妖奇伝』を借りていったことになります。なお、小林が借りるのは今回で3回目ですが、他の2人は1度しか借りていません。
 記録カード(『妖奇伝 2』)に描かれた記録は以下の通り。

会員番号 貸出日
3214 3.10
3041 3.12
2661 3.13
2661 3.19
2661 3.29

 これは2巻のカードです。1巻を読まずに2巻だけ読む人はあまりいないと考えられる。そうすると、小林以外にも2人は、1巻が気に入ったから2巻も読んだのだと推測できます。他の本がどのくらい貸し出されているのかわかりませんが、茂の本が誰からも相手にされていないわけではないようです。
 ”2661″ が小林の番号です。基本料金は10円で、以後1日ごとに5円だそうです。1回の貸出が何日間なのかわかりません。最初の3件の貸出日は立て続けなのに、小林の分は間隔が広いことに意味はあるのだろうか?最初の2人はさっと読んで(もしくは、最初の方で読み飽きて)すぐに返しちゃったけれど、小林は長く借り続けたとか。気になります。

 それも気になるけれど、小林が想いを寄せる女の子(吉谷彩子??)も、ボク好みのカワイコちゃんで気になります。

 最後に、ツッコミ。野際陽子のナレーションにおいて、小林青年のことを「布美枝が初めて出会った、茂の漫画の読者」と言っていたけれど、それはちょっと違うだろ。昨日の放送で、戌井が「あなたの漫画は全て読みました!」みたいな事を言って家を尋ねてきただろうに。同業者は読者として認めないという方針ですか?

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