国境なき医師団へクリスマス寄付 10,680円

11月10日にランニングを始めて以来、本日までの累計走行距離は 106.8kmになった。
これも、みんなが応援してくれた(特に、Facebookの拍手が効く)おかげです。どうもありがとう。

NIKE+GPS 106.8km

ところで、ちょうど半年前、sterai さんがサロマ湖100kmウルトラマラソンにチャレンジした時、彼の走破距離 1kmにつき100円をUnicefに募金するという企画を行った。見事 sterai さんが 100km完走したので、1万円を Unicef に寄付した。
今になって振り返れば、僕が1ヶ月以上かけて走った距離を彼は1日のうちに走りきったのだ。改めてスゴイと思う。

そして、今日はクリスマス・イブ。誰かに、何かちょっとした贈り物をしたいと思った。
その時、半年前の100円/km 募金を思い出した。
そこで、国境なき医師団へ寄付金を送ることにした。これまでの僕のランニングの走行距離 106.8km に応じて、10,680円。

国境なき医師団への寄付完了メール

国や人種や貧富や宗教や政治思想や年齢や性別や頭の良し悪しやその他もろもろに関係なく、サンタクロースや医療スタッフが世界中にやって来ますように。

こんな僕にもサンタクロースはやって来ます。今年は一回り違う女子でした。

先日、さだまさしの『風に立つライオン』を聞いていた。僕のお気に入りの1曲だ。
日本や恋人を捨てて、アフリカでの医療ボランティアに身を捧げた男性が主人公の歌。永らく連絡のなかった元恋人から手紙が届き、それへの返事がそのまま歌詞になっているものだ。

アフリカの大地の雄大な景色を紹介しつつ、必ずしも恵まれない境遇なのにも関わらず希望に満ちた現地人を讃える内容になっている。とてもいい歌詞だと思う(歌詞を見る)。

何度聞いてもラストでは泣きそうになってしまう僕なのだけれど、それと同時に、いつ聞いても必ず「ぷぷっ」と笑ってしまう箇所がある。

去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました
こんな処にもサンタクロースはやってきます
去年は僕でした

いつもは汗と埃にまみれた彼が、赤いサンタクロースの格好をして子供たちに囲まれてニコニコとプレゼントを配っている様子を思い浮かべると、笑ってしまう。
そして、やっぱりちょっとホロリと来る。

今年は僕もどこかの誰かのサンタクロースになれたらいいな、なんて思っていたのだけれど、なんだかんだドツボにはまっている間に、いつの間にかクリスマスになっていた。
何の準備もしていなかったし、誰のサンタクロースにもなれなかった。

なんだか心にも余裕が無い感じで、ダメダメ気分で家に帰ってきた。

ちょっとブルーなクリスマスで家のポストを開けてみると、何やら予期しない封筒が入っていた。
暗い気分を吹き飛ばす、逆転の郵便物だった。

* * *

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