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全てはペナペナ白菜の扁炉 (ピェンロー)のために

特に深い理由はないのだが、ここ数年、1月3日に扁炉 (ピェンロー)を食べるのが恒例になっている(2010年1月3日2009年1月3日2008年1月3日)。ただし、2007年のみ1月10日に食べた
何をそんなにこだわる必要があるのか、自分でもよく分からないが、もしかしたら「愛かも」と思わないでもないが、そんな深刻なこととは無関係に、とにかく一度始めたことはなんとなく続けたいので、来年の1月3日にも扁炉を作って食べようと思う。

扁炉(ピェンロー)とは、ゴマ油を利かせた汁の中で白菜、豚肉、鶏肉などをトロトロに煮こむ鍋料理である(簡単なレシピは文末に掲載する)。

体がとても暖まるので寒い冬にはもってこいの料理だし、何より冬の白菜は美味しい。この鍋は、白菜が主役の激ウマ料理なのである。

* * *

そう、白菜。


当blogで扁炉の話題が出るたびに、知人のbmb氏が必ずコメントを残す。
しかも、必ず、白菜について。

白菜は数日間放置してシナシナになったものが良い
と、過去2度に渡って宣った。

1度コメントを書いたことを忘れて、再度書いてしまうほど白菜へのこだわりが強い。強すぎる。白鵬よりも強い。

そして、昨年は「ペナペナになった白菜」などという、前代未聞の擬態語まで披露してくれた

それから約1年、僕はいまだに「ペナペナになった白菜」がどういったものか分からずにいる。
ていうか、そもそもあんまり白菜にこだわりがない当方なので、今の今まで1年近くの間忘れていた。

でもせっかく思い出したので、年明けには「ペナペナになった白菜」で扁炉を作って食べたい。

そのための第一歩として、今日、白菜を買ってきた。
冷暗所で1週間保管(つーか、玄関に放置)し、扁炉の材料とする所存。

どんだけうまい扁炉ができるか、楽しみだぜ。

* * *

扁炉の作り方

【材料】
※分量は適当ということで。

・白菜: 白くて硬い部分とやわらかい部分を分けておく
・干し椎茸: 水で戻す。戻した汁は鍋の汁とする。
・豚バラ肉: 食べやすい大きさに切っておく
・鶏モモ肉: 食べやすい大きさにしておく
・春雨: 水で戻しておく
・ゴマ油
・粗塩
・一味唐辛子粉

【作り方】

1. 鍋に椎茸の戻し汁と白菜の白い部分を入れて火にかける
2. 沸騰したら、鶏肉、豚肉、椎茸を投入。ゴマ油をたっぷりたらす
3. 30~40分ほど煮込む。白菜をトロトロにするのがポイント
4. 食べる直前に、白菜のやわらかいところと春雨を入れる
5. 最後の材料が食べ頃になったら、食べはじめる
6. 小皿に鍋の汁をすくい、塩と一味唐辛子、ゴマ油等で好みの味に整える。そこに具を浸して食べる

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