NHK『おひさま』第9回

「あの『広告』は本当なのか。」(バカだもん。 -月に咆える-)が事実だとしたら、とても悲しいことだと思った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第9回目の放送を見ましたよ。

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第2週「乙女の祈り」

内緒で出かけた松本の映画館で、陽子(井上真央)は知らない男に手を触られた。自分は汚れてしまい、もう嫁に行くこともできないと思い込み、陽子は死にたいほどショックを受けた。上映中で声も出せず、恐る恐る痴漢(千原せいじ)の顔を見ると、その男は不敵な笑みを浮かべて出て行った。

映画館を出ると陽子は泣き崩れてしまった。事情を打ち明けられた真知子(マイコ)と育子(満島ひかり)は、痴漢に対して激しく怒り、陽子に深く同情した。陽子が嫁に行けない体になったなら自分たちも嫁には行かない、親友として一生ともに暮らそうと誓い合うのだった。
ただし、後にその約束は誰も守らなかった。

松本には、兄の春樹(田中圭)がいる。突然訪ねて行って、彼をびっくりさせる予定であったが、事件のショックでまっすぐ帰ってきてしまった。親友たちの慰めで一時は落ち着きを取り戻したが、家路を一人で歩いていると、再び落ち込んできた。
家に着くと、幼なじみで農家のタケオ(柄本時生)がタマネギを届けてくれていた。痴漢の顔がタマネギに似ていたことを思い出して、陽子は激しく取り乱した。その様子を見ていた父・良一(寺脇康文)は明らかに陽子の様子がおかしいと感じ取った。

良一は、自分が男親だから娘の気持ちがわからずに申し訳ないと、逆にへりくだった。その心遣いで陽子は心を開き、今日の出来事を全て話した。良一は怒り心頭し、今にでも家を飛び出して松本に向かうほどの勢いになった。その様子を見て、自分が父にとても大切にされているのだと理解し、陽子は嬉しくなった。

いきり立った父をなんとかなだめすかし、ふたりは静かに語り合った。良一が言うには、友達の家に行くと嘘をついていたことは感心できないので反省する必要がある。しかし、死んだ母(原田知世)なら、陽子の行動に賛成することだろうと言って笑うのだった。それですっかり陽子も気分が晴れた。

さらに嬉しいことに、松本で合うことのできなかった兄・春樹から帰省を知らせるハガキが来ていた。しかも、寮の友人を連れてくるという。

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ラストで、兄の帰省が明らかになった。そして、彼の友人を連れてくるという。どうもその男が、陽子の初恋の相手になるらしい。
つまり、物語流れとして、痴漢にあって男性不信になった陽子が、兄の友人に会ってそれを克服し、さらには初恋までしてしまうというもののようだ。

痴漢と初恋の相手を対比させる演出なんだろうけど、もう少し盛り上げてもいいんじゃないかと思ったり、思わなかったり。たとえば、痴漢が兄の友人であるかのように誤解させるシーンがあるとか。陽子が全ての男に対して嫌悪感を抱くシーンがあるとか。

どうも、陽子は痴漢本人に対してだけ嫌悪感を抱いているのか、男性一般(家族を除く)に対して嫌悪感を抱いているのかわからないのだ。幼なじみのタケオに素っ気ない態度を見せるシーンはあったけれど、彼の事も男として嫌いになったのか、単に落ち込んでいるせいで足早に立ち去っただけなのかよーわからんかった。松本の町を歩くシーンでも、行きずりの男に対してどういう態度をとるのか見せてくれれば、陽子の心境がもうちょっとわかったんだろうになぁ、と思った。

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