「真知子巻き」というファッションは知っていたけれど、『君の名は』の内容はほとんど知らず、主人公の名前が真知子と春樹だと知って驚いた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第34回目の放送を見ましたよ。
育子(満島ひかり)が家出をして上京する日がやって来た。
育子は幼い弟(矢部光祐)と妹(森くれあ)を連れて村上堂に来ていた。まとまった金を女将(渡辺えり)に預け、彼らに自由に菓子を食べさせることと、自分に代わってお年玉を与えて欲しいと頼んだ。逆に、村上堂の主人(斉木しげる)から餞別をもらい、恐縮しつつも感激する育子だった。
決して見送り等はしないで欲しいと育子から言われていたため、陽子(井上真央)は家から出ることはなかった。そのかわり、1日じゅう育子の事を考えてぼんやりと過ごしていた。
真知子(マイコ)も家で考えに沈んでいた。父(平泉成)が、翌月に婚約披露パーティーを盛大に開くことを決めた。自分で道を切り開こうとしている育子に比べ、自分は親に決められた人生を歩むだけである。それでいいのかと思い悩むのだった。
夕方になって陽子の父・良一(寺脇康文)が帰宅した。彼の工場が真知子の父に買収されたという。そこで、今日初めて真知子の父に会ったのだという。良一から真知子の婚約披露パーティーが開かれるという噂を聞いた陽子は、何となく胸騒ぎがするのだった。
夜になって真知子が訪ねてきた。しかも、彼女は髪にパーマを当てていた。
真知子が言うには、育子にならって今日を独立記念日に決めたという。親の決めた結婚には従わない、そしてその決意表明のためのパーマなのだという。家を出て行けと言われたから、その通りに出てきたというのだ。
陽子は、自分の兄・春樹(田中圭)の存在が真知子を変えてしまったのだと思った。
しかし、真知子は必ずしもそうではないと言う。確かに春樹への恋心は続いているが、結婚を拒絶する理由は春樹のことではないと断言した。親の決めた人生に従うことが問題であり、それに抵抗したのだ。
その時、表が騒がしくなった。真知子の父が彼女を探しに来たのだ。大勢に家の周りを固められ、逃げ場を失った陽子と真知子は便所に立て篭もるしかなかった。
その頃、育子も密かに家を抜けだしていた。
マイコって1985年生まれで、現在26歳なのですね。女生徒姿がちょっと大人びていて、それはそれで落ち着いて見えるし、大地主のお嬢様としては雰囲気が出ているのかもしれない。
しかし、3人娘の中で、一番無理があるよなー、とつねづね思っていたわけで。
それが、今日のパーマネント姿で、あまりの老けっぷりに驚いてしまいましたよ。たった2歳下なのだけれど、童顔でますます若く見える井上真央と並ぶのが気の毒なほどでしたよ。
でも、昭和初期の女性っぽい雰囲気はプンプン出ていて、それはそれでいい感じでしたが。真知子巻きしたら映える顔立ちかもしれんなぁ、と。
ていうか、大地主の娘が急にパーマを当てたなんて、町の人に知れたらきっと大騒ぎじゃん?陽子の家に移動するときも、なるべく人の目につかないように行く必要があるじゃん?多少変装して行った方がいいじゃん?
なんでショールを頭に巻いて、顔を隠して行くとかしなかったんだよ!真知子巻きで視聴者の度肝を抜くとか、そういう小ネタがあってもよかったじゃないか!!!!
2話まとめて読みましたよ。
連休も終わり平日見られなくなったのでホント助かってます、感謝感謝!
NHK『おひさま』第35回
ちょうど1年前おたふく風邪にかかったわけだが、そういえばここ数日もちょっと体調が良くなく、5月中旬はそういう季節なんだろうかと思う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第35回目の放送を見ましたよ。 * * * 第6週「旅立ちの季節」 陽子(井上真央)と真知子(マイコ)は、真知子の父・剛三(平泉成)から逃れるため、便所に立て篭もった。扉を腕でしっかりと押さえ、剛三を説得するまでは出て行かない覚悟だった。 玄関先では、陽子の父・良一(寺脇康文)が穏便に済ませようと対応していた。しかし、剛三が陽…