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NHK『あまちゃん』第41回

シャンプーの種類が変わったり、ジミヘンの曲を聞いたりすると山瀬まみ作詞の「軽蔑」を思い出して必ず口ずさむ当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第41回めの放送を見ましたよ。

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第7週「おらのママに歴史あり」

忠兵衛(蟹江敬三)はスーパーの鮮魚コーナーで働き出した。夏(宮本信子)は弁当を持たせて送り出す。結婚以来、忠兵衛はずっと遠洋漁業に出ていたので、弁当を作ることなど初めてのことだ。ふたりはまるで新婚夫婦のように楽しそうだった。さらに新婚気分を満喫するため、夏はふたりで温泉旅行に行くことを計画し始めた。

しかし、忠兵衛は必ずしも仕事に満足していなかった。刺身の値引きについて主任(須藤公一)に叱られてしまった。刺身パックに半額シールを貼るよう指示されたことに反発したのだ。まだ鮮度が落ちておらず美味しく食べられる刺身を半額にする理由がわからなかった。その魚を苦労して獲った漁師の気持ちもわかるので、軽々しくたたき売りすることにも納得できなかった。渋々命令に従ったが、忠兵衛は面白くなかった。

こっそり様子を見に来た春子(小泉今日子)はその一部始終を目撃した。家に帰ってきた後も、忠兵衛はどこか元気が無い。春子は忠兵衛のことが少々気になり始めた。

そんなある日、忠兵衛が勤め先から消えたという連絡が入った。昼休憩を取ったまま姿が見えなくなったというのだ。高齢で体も悪くなり始めた忠兵衛のことなので、どこかで倒れでもしたのではないかと心配された。すぐさま家族に連絡が入った。ところが、春子がすぐに忠兵衛を見つけた。正宗(尾美としのり)との同居のストレス発散のためにパチンコ屋に入り浸っている春子が、同じ店内に忠兵衛を見つけたのだ。

すぐさま家に連れ帰り、家族や知人が集まって話し合いがもたれた。漁協長・長内(でんでん)は、自分が紹介した仕事がマズかったのではないかと心配した。港の監視小屋など、人と顔を合わせずに済む仕事を再度紹介しようとした。忠兵衛は多くを話そうとはしなかったが、人と接するのが原因ではないという。

夏が忠兵衛の気持ちを代弁した。忠兵衛は海が恋しいのだ。陸にいることに我慢できず、船に乗って沖に出たいのだ。そう指摘されて忠兵衛は認めた。一時は自分の歳や体調のことを考えて漁師を引退することにした。定期健診の結果、心臓が悪くなっている事がわかった。沖合で何かあっても医師に診てもらうことができない。船に乗ると、もう生きて帰ってこれないかもしれないというのだ。

それでも忠兵衛は船に乗りたかった。漁師の血が騒ぎ、海上にいた方が気が張っていて体の調子もいいのだという。陸上にいると、身も心も緩んでしまって再起不能になるだろうと訴えた。スーパーの仕事を辞め、船に乗ることを半ば決めた。夏が計画していた温泉旅行にも行かないと言う。そんなことをすると、夏との別れが辛くなるというのだ。

その話し合いの最中、夏はいつの間にか家を出て行った。春子に促されてアキ(能年玲奈)が様子を見に行くと、離れのウニ丼作業場に座り込んでいた。

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まとめ記事では割愛しましたが、琥珀堀りの小田勉(塩見三省)に弟子ができました。水口(松田龍平)という若者で、大学では考古学を学んでいたそうです。突然現れて、小田に弟子入りを願い出たそうです。喫茶リアスで紹介され、はじめは弥生(渡辺えり)らに胡散臭そうに見られるのですが、なんとなく受け入れられました。ほんの顔見せ程度の登場でした。

さて、明日はいよいよ春子(小泉今日子)が「潮騒のメモリー」を歌う日ですね。

『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)

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