むかしむかし、あるところにアラフォー独身の男女がいました。
一緒に住んでいたわけではないけれど。
むかしといっても1年前のことだけれど。
過去形で書かれているけれど、ふたりともまだ生きているし、あいかわらずアラフォー独身のままだけれど。
独身であるということと人間であるということを除けば、およそ共通点を見つけ出すことの難しいふたりである。
思わず、「声が違う、年が違う、夢が違う、ほくろが違う、癖が違う、汗が違う、愛が違う、利き腕違う」などと、『イミテーション・ゴールド』(阿木燿子・作詞、山口百恵・歌)を口ずさんでしまうほどである。いや、年と利き腕は一緒だけれど。ごめんね。
一方は気がふれてるんじゃないかって思うほど山瀬まみのことが好きだし、他方は頭がいかれてるんじゃないかってくらい天知茂のことが好きらしいし(参考情報サイト: トラウマの天知茂; 彼女が更新しているわけではないので、あしからず)。
まったく共通点が見出だせない
そんなふたりが1年前、なんかの流れで映画の話になった。
もちろん、共通点がほとんどないふたりなので好きな映画のジャンルがぜんぜん違う、これまでに見てきた映画も全く違う。
そんなふたりが、相手が普段見ないような映画を無理やり見せるという不毛な嫌がらせをtwitter上でのしりとりという形式で1年続けてきた記録が以下である。
ふたりの戦いはまだまだ続く。
#なお、こうして振り返ると僕にとっては『陸軍中野学校』がベストでした。次点は『たそがれ清兵衛』