NHK『あさが来た』第69回

500 Internal Server Error を吐きたい当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第69回めの放送を見ましたよ。

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第12週『大阪一のおとうさま』

新次郎(玉木宏)はあさ(波瑠)に、サトシこと松造(長塚圭史)のことを話した。

松蔵の父は加野屋の番頭をしており、新次郎と松蔵は同い年ということもあり、とても仲が良かった。
しかし、松造の父が加野屋から暖簾分けして両替商を始めた途端、松造の家は没落した。

松蔵は、自分たちの不幸は加野屋のせいだと思い込んだ。そのため、新次郎との仲も険悪になった。
松蔵は、新次郎の父・正吉(近藤正臣)は金の亡者で、人でなしの人殺しだと罵った。正吉のせいで松蔵の父は失踪し、家も潰れた。加野屋も同じように潰れればいいと言うのだ。

新次郎は内心では、松造の言葉にも一片の真実があると思った。しかし、自分の父を侮辱されたことで頭に血がのぼった。
新次郎は松蔵に飛びかかり、取っ組み合いの喧嘩になった。新次郎が人と喧嘩をしたのは、後にも先にもこの時だけだった。
そしてその次の日、松造は母と共に姿を消した。
この時から、新次郎は金を扱う仕事が大嫌いになった。だから、家で真面目に働かないのだ。

同時に、喧嘩別れしたものの、新次郎は松造のことがずっと気になっていた。家が潰れて、あのまま死んでしまっていたらどうしようかと心配していたのだ。
そのため、九州の炭鉱で彼を見かけた時はとても嬉しかったという。子供の時以来会っておらず、名前も変えていたが、力強い目つきは昔のままなので、すぐに松蔵だとわかったという。
しかし、彼に対する引け目もあって話をするきっかけを作ることができなかった。次に会った時にゆっくり話をしようと思っていたのだという。

そう考えていたが、松造が坑道に爆薬を仕掛けて加野屋に復讐し、そのまま行方をくらましてしまった。
新次郎は、自分が松蔵ともっと早くに話をしていれば坑道爆破事件を防げたかもしれないと悔いた。新次郎は泣きながら、あさに深く頭を下げた。
いつまでも悔し涙を流す新次郎と、あさは優しく抱きしめるのだった。

その頃、加野屋の周囲を怪しい男が徘徊しているという噂が持ち上がった。
ふゆ(清原果耶)によれば、体つきのしっかりした男で、加野屋を恨みがましく睨みつけていたという。

あさたちは、それは松造であると推理した。
榮三郎(桐山照史)や亀助(三宅弘城)も松蔵の恨みは知っており、家に火でもつけられるのではないかと警戒した。
しかし、新次郎が彼らをなだめ、この件は自分に任せて欲しいと言うのだった。

その夜遅く、出かけていた新次郎は松蔵を伴って帰ってきた。

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今日の放送では、ふゆ(清原果耶)が結婚観について語っていました。

はつ(宮﨑あおい)の嫁入りに付き添って以来、結婚することに憧れはあるそうです。しかし、はつやあさ(波瑠)のように立派に嫁を務め上げる自信がないので躊躇もするとのこと。

彼女に気のある亀助(三宅弘城)は、ふゆは立派な女性だから良いお嫁さんになれると褒め、なんとか気を引こうと頑張ります。しかし、彼の気持ちを知ってか、知らずか、ふゆはのらりくらりとかわします。

また、ふゆは女ばかりの6人姉妹として生まれ育ったそうです。そのため、兄への憧れがあるとのこと。
どうやら、新次郎(玉木宏)に憧れているのも、恋愛対象としての男ではなく、甘えさせてくれる「兄」としての憧れのようです。

やっぱり彼女に気のある亀助は、頼れる兄を装いますが、やはりふゆからの手応えはありませんでした。

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