NHK『おかえりモネ』第68回

夢の中で「風鈴サッカー」という、実物の風鈴の中にAppleのAirTagのような発振器が仕組まれていて、不特定多数のプレイヤーがスマホで風鈴の位置を探し出し、相手プレイヤーから奪ってゴールまで運ぶという拡張現実ゲームを楽しんでいた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第68回めの放送を見ましたよ。

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第14週『離れられないもの』

百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)はシェアハウスの入り口そばの食堂で、半ば身を寄せ合うように話をしていた。
百音は、人々が慣れ親しんだ土地から離れてしまうことに心を痛め、菅波に相談していたのだ。

そこへ突如、百音の父・耕治(内野聖陽)と祖父・龍己(藤竜也)が現れた。龍己のカキが品評会で金賞を獲得し、東京での表彰式の後に百音を訪ねてきたのだ。

彼らは、百音と仲良くしている菅波に凄みを利かせた。百音は場と取り繕おうとしたが、菅波はすっかり驚き小さくなってしまった。
龍己の持参したカキが振る舞われたが、菅波はカキが苦手であった。これまで3回食べ、いずれも当たった経験があるからだ。なかなか手を付けようとしない菅波の態度が、耕治の心象をますます悪くした。
菅波はやっとの思いで一つ食べてみたところ、確かに美味しいと感じた。そこでやっと百音は、菅波がカキに当たった過去を説明した。無理に食べたことを知った耕治は即座に謝った。逆に恐縮した菅波は、耕治に向かって「お父さん」と呼びかけてしまった。百音との関係を怪しんでいる耕治はますます頭に血が上った。
そんな事があって、やっと菅波は開放され、病院に戻っていった。

その夜、耕治と龍己はシェアハウスに泊まることになった。

百音は、耕治に未知(蒔田彩珠)が来なかった理由を尋ねた。龍己の仕事を一番手伝っているのは未知なのだから、彼女が来るのが当然だと思ったからだ。耕治によれば、未知は仕事を休めないと言って断ったのだという。

しかし、百音は別の理由があるのではないかと思っていた。少し前に、百音と未知は電話で仲違いしたからだ。及川亮(永瀬廉)が百音にはマメに連絡をするのに、未知にはしないことで嫉妬されてしまったのだ。それきり未知とは連絡をとっていなかった。
気になった百音は未知にメッセンジャーで連絡をとった。しかし、未知からは既読スルーされてしまった。

深夜2時。
百音は仕事に出かける準備を始めた。すると、龍己もすでに起き出していた。朝の早い漁師のクセが抜けないのだという。龍己は早朝のうちに築地市場で知人に挨拶し、そのまま家に帰るという。
百音は、龍己に海から離れようと思ったことはないかと尋ねた。慣れ親しんだ場所から離れることがどういうことか、それが今の百音の悩みなのである。
龍己は海を離れたいと思ったことは一度も無かったと即答した。逆に、百音が故郷から離れたことを気にしているのかと聞き返した。しかし、百音は曖昧な表情のまま、はっきりとは答えなかった。

龍己と別行動をとることにした耕治は、百音の勤め先である気象会社・ウェザーエキスパーツに向かった。そこの来場者向け見学コーナーで朝岡(西島秀俊)の姿を見つけた。

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龍己(藤竜也)から実家を離れたことを気にしているのかと聞かれた時、百音(清原果耶)は曖昧な表情のまま答えませんでした。しかし、その直後に耕治(内野聖陽)のシーンに切り替わりました。もしかしたら、百音は明確に何か言ったのかもしれませんがわからないままです。後日、回想シーンでその時の様子が流れるって演出かもしれないですね。

【今日の蒔田彩珠
百音からのメッセージを読むシーンの他、実家での未知(蒔田彩珠)と母・亜哉子(鈴木京香)とのやりとりのシーンもありました。
そこでも未知は、仕事を休めないので東京には行けないと言っていました。彼女の言い訳はかなり一貫しているようです。母もそれを素直に信じ、未知が若いのに仕事ばかりで遊ぼうとしないことのみを心配しているようでした。
実際には、百音と顔を合わせづらいってことなんでしょうけど。

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