NHK『おかえりモネ』第97回

今朝は寒いなと思う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第97回めの放送を見ましたよ。

* * *
第20週『気象予報士に何ができる?』

2019年11月、百音(清原果耶)は生まれ故郷の気仙沼市亀島に帰ってきた。
早速、市役所の水産課や農林課など、気象に関する仕事を受注できないか相談に回ったが色よい返事が得られなかった。

最後に、「海のまち市民プラザ」を訪れた。ここは観光案内、図書室、カフェ、ミーティングルームなどを備えた施設で、今年の4月に市が解説したコミュニティセンターである。市民と役所が一緒にやりたいことをなんでもやることを目的にとしている。
百音の幼なじみであり、市職員となった早坂悠人(高田彪我)の勤め先でもある。彼を頼ってやってきた。

そこで百音は、悠人の上司である遠藤課長(山寺宏一)に面会し、「気嵐観光ツアー」の提案を行った。気嵐は海の上に低く霧の立ち込める幻想的な気象現象であり、人気が出るに違いない。しかし、毎日必ず発生するものではなく、気温や海水温などの条件が揃わないと見ることができない。そこで、気象予報士である百音が予測をして、気嵐を見ることができそうな日のみツアー参加者を募集するというアイディアである。
しかし、遠藤のいい顔をしなかった。予想がはずれることもあり得、自治体が主導して行うべきものではないというのだ。

百音が話の接穂を探していると、コミュニティFMラジオ「はまらいん気仙沼」の放送が聞こえてきた。これは遠藤課長らが中心となって、東日本大震災の直後、2011年3月22日に立ち上げたものだという。市民密着の地域情報を伝えることを使命としている。

このラジオ放送でも気象情報が伝えられていた。しかし、それは気象台の提供する情報をAIが自動的に取得し、合成音声で機械的に放送するというものだった。
百音は、気象情報を担当させて欲しいと願い出た。自分なら気象台の発表する情報をそのまま垂れ流すのではく、地域に特化した詳しい情報として伝えることができると力説した。遠藤はそれを採用した。彼は百音のテレビ放送を見ていてファンだったのだ。

翌日(11月5日)の正午から早速百音の気象情報コーナーが始まった。
あくまでボランティアとして出演ではあるが、吹奏楽の軽快な曲にのせて百音は張り切って話し始めた。

* * *

気仙沼編の登場人物たちの顔見せでしたね。
調子がよくてクセのある遠藤課長(山寺宏一)の他、本文で割愛した人物として、街づくりを学ぶため東京からボランティアで気仙沼に来ている学生・水野一花(茅島みずき)とか、コミュニティFMの代表を務める小山繁樹(佃典彦)とか。
しかし、公式サイトの登場人物欄には現時点でまだ掲載されていないという。

【今日の蒔田彩珠
実家の朝、百音(清原果耶)と亜哉子(鈴木京香)と一緒に弁当を作っている未知(蒔田彩珠)のシーンがありました。
舞台が気仙沼に移ったので未知の登場も増えると思うと嬉しい限りです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です