NHK『おかえりモネ』第90回

昨日、寝間着の短パンを脱いでシャワーに行き、さて短パンを洗濯しようかと思ったらどこを探しても見当たらず、家のあちこちを探したのだけれど見つからず、本当に不可解で妖怪でも出たのかと思うしかない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第90回めの放送を見ましたよ。

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第18週『伝えたい守りたい』

台風が過ぎ去りホッとしていたところ、長野県の番場川が氾濫しそうだと地元の人々からの情報提供があった。普段は枯れている上流の川が増水しており、それは番場川氾濫の予兆だという言い伝えがあるのだという。

百音(清原果耶)ら報道気象班はテレビ放送で警戒を呼びかけるべきだと提案した。しかし、高村デスク(高岡早紀)は裏付けがない限り報道できないと、慎重な姿勢だった。報道気象班は各所と連絡を取り情報収集を行った。

一方、ユーザー参加型気象情報アプリで同じ情報を掴んだ朝岡(西島秀俊)は、ネット動画配信で独自に情報発信することを決めた。テレビ出演を辞めた後SNSのフォロワーは減ってしまったが、まだ残っているフォロワーに拡散を協力してもらえば広く伝わるだろうと目論んだ。
この配信を手伝うために、百音が会社に戻ることになった。百音が機材の操作を行い、朝岡が出演する。

動画配信の準備が整ったのと同じ頃、テレビ局でも番場川氾濫の裏付けがとれた。上流の川がすでに堤防を越えていることや、気象庁が番場川の氾濫警報を発出したのだ。高村は放送の許可を出した。
しかし、急なことでキャスターの準備が整っていなかった。神野(今田美桜)や内田(清水尋也)は台風特別編成が解除され、帰宅する直前だったため普段着に着替えていた。報道局のアナウンサーも準備に20分ほどかかるという。氾濫や避難の情報提供は一刻を争う。たった数分で大きく状況が変わってしまうことがある。高村は焦った。

関係者でドレスアップしていたのは高村だけだった。彼女は、どんなときでもハイヒールとスーツを身に着けているのだ。皆に促され、過去にキャスター経験のある高村が出演することになった。いつも情報の取り扱いには慎重で根拠がなければ報道を許可しない高村であるが、視聴者のためになることなら躊躇しないというのが彼女のポリシーだった。

高村の放送と朝岡の動画配信が始まったのはほぼ同時だった。
いずれも番場川の氾濫と避難の呼びかけを強く行った。

動画配信を終えた百音は一息ついた。
今回は、朝岡が運営するユーザー参加型アプリでいち早く情報を集めることができた。今までのように気象庁やマスメディアからの一方的な情報提供だけでなく、これからは市井の人々が積極的に参与する仕組みが必要だと朝岡は話した。それは、百音が新規事業審査会で提案した「あなたの街の気象予報士」計画にも通じると言う。

一方、百音は、今回の情報発信でどれだけの人々を救えただろうかと気になった。百音にとっては誰かから感謝されたり、自分が役に立ったという実感を持ちたかった。これまで周囲の人から、利己的で打算的だなどと批判されたこともあるが、やはり百音にとってはそれが原動力なのだ。
朝岡は、百音がテレビ局で仕事をした初日のことを思い出した。仙台の突風に関連して、百音は自分の大切な人のために情報を伝えたいと話していた。朝岡によれば、それは百音の変わらない点であり、自身が一番大切だと考えていることである。
これからは人の顔が見える距離感での仕事が求められるだろうと、百音を後押しした。

その時、朝岡のアプリに新たな情報提供があった。
気仙沼で竜巻が発生したという。しかも、百音の故郷である亀島に渡る橋のすぐ近くだという。

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高村(高岡早紀)の見せ場。あとはおまけ。

【今日の蒔田彩珠
出番なし。

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