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NHK『おむすび』第13回

昨日のマクラでは、朝ドラでヒロインが離婚したものは無いと書いたことについて誤りであるとご指摘をいただき、お詫びする当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の第13回めの放送を見ましたよ。

* * *
第3週『夢って何なん?』

ある朝、登校した結(橋本環奈)は、書道部の憧れの先輩・風見(松本怜生)に声をかけられた。部活が終わったら二人だけで話がしたいというのだ。
結のクラスメイトで、同じく書道部員の恵美(中村守里)は、風見から告白されるのではないかと囃し立てた。結はその日はソワソワして過ごしながらも、悪い気がしなかった。

いよいよ部活が終わり、部室には結と風見だけが残った。
風見は、結の筆巻をよく見せてほしいという。それはきれいな緑色の布で作られている。祖母・佳代(宮崎美子)が野菜で染めた布なのだと説明した。家には佳代の野菜染めがたくさんあると話すと、風見は見に行きたいと願った。

こうして、休日に風見が結の家にやってきた。
風見は普段のクールな様子とは打って変わって、大量の野菜染布を前に大いにはしゃいだ。佳代に勧められて、実際に野菜染にも挑戦した。玉ねぎの皮を煮出して、その汁に布を浸すと鮮やかな黄色に染め上がった。

帰り道、風見は野菜染に興味を持った発端を話した。彼は、他校との合同展覧会に出す作品について悩んでいた。紙以外のものに字を書いたら面白そうだと思いついたが、何に書くかが決まらなかった。それで野菜染に興味を持ったのだ。

そもそも風見は、書道はもっと自由でよいと思っていると話した。世間では堅苦しくて真面目なイメージを持たれている。風見は、書を書くことも見ることも本来はもっと楽しくてワクワクするものだと人々に知ってもらいたいのだという。そういう書家になるのが夢だと語った。

夢を聞かれた結は、いつも通り、農家を継いで平穏無事な生活を送ることが夢だと答えた。聞かれた時はいつもそうであるように、結はどこかつまらなさそうな様子だった。
話はそれ以上盛り上がらず、その場でふたりは別れ、風見は帰って行った。
結は、夢を持つことがそんなに大事なことだろうかと疑問に思った。

ある日、結がハギャレンのメンバーといつものように福岡天神のゲームセンターにいると、警察官たちがやってきた。恐喝事件について話を聞きたいのだという。

登校。りさに「パラパラノート」を渡される。フリを順番に書いたメモ。
それを古賀が監視。
風見に放課後話があると誘われた。

* * *

今日の放送では、野菜染のやり方について丁寧な説明がありました。それを見ているだけで、簡単にできそうでした。ちょっとやってみたいと思った。
やってみたいと思いつつも、わりと長い時間をとっていて、ドラマはあまり進みませんでした。あんまりネタがなくて尺延ばししてるみたいでなんだかなぁと思ってしまうわけで。

なお、野菜染の材料は玉ねぎの皮でした。
その後、愛子(麻生久美子)が夕食の支度をするシーンがあったのですが、まな板の上には皮の剥かれた玉ねぎが置かれていましたね。ちゃんと食べたってことね。

あと、愛子がパラパラの振り付けのパラパラ漫画を作っているシーンが一瞬だけありました。どうやら娘のために力になってやりたいと思っているようでした。
ていうか、なんで愛子がパラパラの振り付けを知っているのか謎っちゃ謎なんですが。ギャルであり結(橋本環奈)のクラスメイトでもある恵美(中村守里)が、振り付けの流れのより簡単なイラストを作って結に手渡していました。それを下敷きにしたら、より詳細なパラパラ漫画を作れるような気はする。気はするけれど、結がその簡易版イラストを愛子に渡すわけもないし、すぐに見つかるようなところに放置していたとも思えないし。
愛子が振り付けのパラパラ漫画を作ることのできる経緯は不明です。

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