夏休みシーズンに当方が行った「夏の読書感想文大会」の自由図書部門(当方に「読みたい!」と思わせるような感想文を投稿する部門)に、steraiさんが『日本の憑きもの』という本でエントリーしてくれた。
正直に言う。彼の読書感想文はとても興味深かった。@myuukoさん の『大奥』がなければ、この読書感想文が優秀賞でもおかしくなかった。そういう意味では、sterai さんはツイてなかった。
もう一つ、正直に言う。彼の読書感想文はとても興味深かったが、対象となっている『日本の憑きもの』という本そのものにはあまり興味がひかれなかった。キツネ憑きだのイヌ憑きだの、なんだのかんだのというものは、僕は実際に目にしたことがない。非科学的な現象であろうし、真面目に相手にするようなものでもないと思ったからだ。
しかし、「読まず嫌い」もどうかと思い、一度目を通してみようと思った。そして、一通り読み終えた。