『ボートの三人男』 / ジェローム・K・ジェローム

1889年に書かれたイギリスのユーモア小説『ボートの三人男』を読んだ。
タイトルにあるとおり、3人の男がボートに乗って数日かけてテムズ川を遡上していく。
なお、副題に「犬は勘定に入れません」とついており、3人の男のほかに犬のモンモランシーがいることも申し添えておく。

川登りに関する小説なので、どんなに壮大なアドベンチャーがあるのだろうかと、みなさんは思うだろう。
しかし、ひとつも血沸き肉踊るようなシーンはひとつもない。

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