『ボートの三人男』 / ジェローム・K・ジェローム

1889年に書かれたイギリスのユーモア小説『ボートの三人男』を読んだ。
タイトルにあるとおり、3人の男がボートに乗って数日かけてテムズ川を遡上していく。
なお、副題に「犬は勘定に入れません」とついており、3人の男のほかに犬のモンモランシーがいることも申し添えておく。

川登りに関する小説なので、どんなに壮大なアドベンチャーがあるのだろうかと、みなさんは思うだろう。
しかし、ひとつも血沸き肉踊るようなシーンはひとつもない。

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旅バトン

お仕事で色々な所へ行かれている木公さん。

とのフリでyukaaismさんから回ってきた旅バトン。

いきなり水をさして申し訳ないが、当方それほど色々なところに行った記憶はなかったり。
しかも、20代半ば頃まで、極度の出不精&旅嫌いだったり。
「え~、自分の足で移動して観光スポット見て回るくらいだったら、ガイドブック見て他方がましじゃん。疲れないし、プロのカメラマンの撮った写真の方が実物よりも数百倍美しいし。」
とか言ってた。

最近は、心を入れ替えて、
「旅、おもしれ~。あちこち行きたい」
と思うようになったが、それでもここ数年のことだと思う。

では、バトン回答開始。

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