KISS Rock the Nation Tour@Osaka

KISS ROCK THE NATION TOURKISS の日本公演に行ってきました.
とりあえず,感想を一言で言うと「KISSの世界にどっぷりはまれた」っつーとこでしょうか.
昨日までの好天とうって変わって,あいにくの雨模様でしたが,会場となった大阪城ホールは異様な盛り上がりです.
会場はほぼ満員のようでした.

やっぱり,きちんとフルメイクで仮装な方々が会場の外をうろついてるし.
彼らは,記念撮影を求められたら気さくに応じています.
#そして,僕に隠し撮りされてるし.
偽Paul と 偽Gene

写真ではまったくわかりませんが,座席案内係のおねぇさんも,バッチリ Paul のメイクで決めていました(下の写真のピンクの服の女性).
ただし,全員というわけではなく,僕が目撃したのは1名のみでした.
座席案内のおねぇさん

ステージスクリーン
ライブの演出は,前日までに予習していたアライヴIV~地獄の交響曲DVDにそっくりでした.
(もちろん,今回の公演ではオーケストラとの共演やアコースティックセッションはありませんが)

決して悪い意味ではなく,ワンパターン.
僕は生KISSは初めてだったので,同じ場を共有した喜びで一杯だった.
あと,勝手に分析的に考えると,何年もワンパターンで,アホみたいに何も考えずに楽しませてくれるのがKISSの魅力だと思うので,往年のファンもOKなんでしょう.

“You wanted the best, you got the best, the hottest band in the world, KISS!!”のシャウト(ライブの冒頭で必ず言うそうで.ライブ盤なんかでも聞けますね)でスクリーンが落ち,爆音&花火で文字通り幕があけます.
(ちなみに,開演までの間「あの幕がきれいに落ちなかったらどうすんだろう?」と余計な心配をしていましたが,ちゃんとスタッフがいて下から引っ張っていました.実際,Gene 側-左-がちょっと引っかかって手間取っていた)
1曲目は Deuce だったかな?
おそらく僕らの前の席のカップルを除いて(彼ら,ずっと座ってた),会場全員が立ち上がって手拍子&合唱を始めたっぽい.
その後はノンストップで,Geneは火を吹くし,ドライアイスはバンバン噴出すし,遠慮もなく火柱が上がるし,やっぱりGeneは口から血糊を吐き出して吊り上げられるし,Paul は会場の上をターザンよろしく滑空するし.
あと,日本公演ではおなじみらしい”Sukiyaki Song(上を向いて歩こう)」もあった.Paul が「♪んふふ ふ~ふふ んふふ ふ~ふふ」と始めると,会場がこたえて大合唱です.

ほんと,いい意味でワンパターン.
Gene が舞台の袖に隠れると「お,血糊を仕込みに行ったな」とか,Paul のターザンポール(しゃれではない.ぶら下がる棒のこと)がズリズリとステージに動くのを視線の端で見つけて,「そろそろ飛ぶのね」っつーのがわかったり.
DVDでの予習の成果が遺憾なく発揮されました.

ただ,一つ不覚を取ったのは,ラスト Rock and Roll All Nite での紙吹雪.
アライヴIV~地獄の交響曲DVDのラスト Rock and Roll All Nite と同様,今日もラストのこの曲で紙吹雪が舞っていた.
もちろん紙吹雪はステージから飛ばされているんだけど,なぜかアリーナ席のありえないところからも紙吹雪が舞っていた.どうやら,ファンの人が独自に持ち込んで舞い上げていたようだ.
アリーナの真ん中から上がる紙吹雪がとてもきれいで,楽しそうで,僕もやりたかった.
紙吹雪を用意していなかったのが,不覚.

とにかく,すごく楽しめたライブだった.
ぱっと見,白塗りでコメディバンドだけど,最高のエンターティナーだと思った夜.
サイコー.

21世紀メルヘん青年

小池田マヤ著「バーバーハーバー」や浦沢直樹著「20世紀少年」をお読みの方にとって,万博公園は生涯に一度は巡礼すべき聖地であるし,太陽の塔にいたっては崇拝の対象となる偶像そのものでしょう.

そんな読者諸氏に成り代わって,僭越ながら巡礼の旅に行ってまいりました.
太陽の塔と俺

みなさん,太陽の塔の正面はなじみがあると思いますが,背中がどうなっているかご存知ですか?
正面の顔もかなり独特なキバった顔をしていますが,後ろもかなり邪悪な人相です.

太陽の塔の背中
    【その他の写真】

  1. 邪悪な人相のアップ
  2. 真下から見上げる
  3. 太陽の塔の説明パネル

しかし,万博公園はデカイ.1時間半歩いて,4分の1くらいしか見れなかった.何回かに分けて探索する必要がありますな.
今日は,バーバーハーバーで東子さんが散歩していたソラードと,2月21日から始まる「梅まつり」の舞台となる梅林の見学で終わってしまいました.

    【参考写真】

  1. ソラードは「空の道」.(写真)
  2. 森の集音器.普段は聞こえない木々のざわめきや,鳥の鳴き声が聞こえます.
  3. 森の万華鏡.木の枝が不思議な映像の世界を作り出します

梅まつりは2週間後ですが,すでにちらほら梅が咲いており,いい匂いもしました.
梅