ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンを描いた映画『チャプター27』をシネマート心斎橋で見てきた。
これっぽっちも万人ウケするとは思えないけれど、僕は好き。
ジョン・レノンが好きだからというよりは、『ライ麦畑で捕まえて』(村上春樹のキャッチャー・イン・ザ・ライ)を読んだ直後だったから。
本物のジョン・レノンの映像は一つもでてこない映画なので、ジョン目当てで見るとしくじるでしょう。本物のジョンの姿といえば、アルバム「ダブル・ファンタジー」のジャケット写真と追悼式典でのプラカードに印刷されたポートレートくらいしかないくらい、徹底して出てこない。