Dance! Dance! Dance!
スクリーンの中の Michael は全く衰えていなかった。
リハーサル映像ですら、超一流のエンターティメント・ショーだった。
幻となったロンドン公演が実現していたら、きっと大騒ぎだったことだろう。
これ以上の言葉は基本的にない。
Dance! Dance! Dance!
スクリーンの中の Michael は全く衰えていなかった。
リハーサル映像ですら、超一流のエンターティメント・ショーだった。
幻となったロンドン公演が実現していたら、きっと大騒ぎだったことだろう。
これ以上の言葉は基本的にない。
NHK朝の連続テレビ小説史上において最大の駄作と言われている『だんだん』(先週最終回を迎えた『つばさ』こそ、真の駄作ナンバーワンであるという意見も最近は聞かれはじめている。ていうか、両作を全話完走した当方は、この1年でずいぶんと忍耐力が涵養されたという噂がある)。
同作品の主演女優は三倉茉奈・佳奈であり、物語の舞台は島根県であり(舞台の半分は京都だったけれど)、タイトル「だんだん」も出雲地方の方言で「ありがとう」という意味である。
『だんだん』つながりであることを隠そうともせず、三倉茉奈・佳奈が島根県の観光アピール・キャラクター「しまねしまい」となって再臨。
あからさまだから、普通ならちょっとは遠慮しそうなところを堂々と直球勝負で挑んでくるマナカナに、ちょっと迷走っぷりを感じながらも、その潔さに深く感じ入った次第(しかも、当方は民放のテレビCMとして目撃した。NHKから民放に飛び出しちゃったよ)。
先日、偶然予告編を見つけて気になっていた映画、『南極料理人』を見てきた。
南極観測隊の中から選抜された8人が、南極大陸の奥地に1年以上滞在し(昭和基地から1,000km)、メシを食うという映画。調理担当として参加している西村(堺雅人)を中心に、クセのある隊員たちのおバカな日常が描かれるという喜劇映画。
世間から隔絶されたチームを題材とした映画(たとえば、戦争における小隊ものなんかによくあるだろう)では、任務に対する疑問感があり、メンバー間の葛藤が描かれ、山場においてはチーム存続(多くの場合全滅や個人の死による犠牲)をかけたトラブルが引き起こされ、最終的には全員が使命感に燃えて困難を打ち砕く・・・そんなストーリーが王道だ。
しかし、この『南極料理人』は、そういう小難しいことは全部排除した。
むさくるしい姿の8人のおっさんたちは、とにかくメシを食ってる。メシを食っていないときは、酒を飲んでるか、レクリエーションをしている。その合間に、なんとなく仕事(なんか知らんけど、観測)を風景が映し出される。
ほぼ1年前、僕は
『アクロス・ザ・ユニバース』は予告編を見て「こりゃアカンわ」と思って、そのままです。
などと、当blogのコメント欄でぶっこいていたわけですが。食わず嫌いはイケナイだろうと思い、アクロス・ザ・ユニバースをレンタルDVDで見てみました。
すると、意外や意外、わりといい映画だった。
steraiさんが、どこかで
「この場面で使われると、聴き慣れたはずのこの歌詞の意味が全く違って見える」というところにある
という評判を聞きつけて(彼は未見らしい)、僕に教えてくれたのだが、確かにその通りだった。何度も聞いたビートルズの名曲たちが、とても新鮮に聞こえたから不思議だった。演奏家が違うとか、アレンジが違うというだけではない。
拙宅にあるDVDから適当なものを15枚引っ張り出してきて、7分22秒めのシーンをキャプチャしました。
タイトルを当てられるでしょうか。どしどしコメント欄に解答をお寄せください。
今回のヱヴァンゲリヲンの映画化プロジェクトは、過去の作品の単なる再映像化ではなく、作品全体をスクラップ&ビルドするという、意欲的で進歩的なプロジェクトだということは理解する。
作家(庵野秀明)の矜持なのか、商売人(スポンサー)の論理なのか知らないが、単なる焼き直しでは商業作品として世に出すことができないという、大人の事情も分かるだけ僕も年をとった。
頭を空っぽにして、一から新しい世界を楽しむべきだという、エンターテイメント作品に察するときのセオリーも分かる。
しかし、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破を見終わった今、一言で感想を述べるなら、「これは、僕の見たかったヱヴァンゲリヲンではなかった」ということだ。
2004年8月にTBSで、4夜連続で放送された深夜ドラマ『一番大切なデート: 東京の空・上海の夢』をDVDで見た。
当方が、山瀬まみの次に愛している永作博美が主演。先月初め、永作結婚のニュースに少なからぬショックを受けた当方であるが、ウジウジしているのもアレなので、スカッと5年前の永作のかわゆさを堪能しようと思った次第。
東京で初雪が降る夜、新たに付き合いだした男と始めて手を握る永作。
新雪で作った雪人形のように、触れただけで解け出してしまいそうなかわゆさじゃないか。
風邪でダウンした一人暮らしの男の、むさくるしい部屋に看病にやってくる永作。
この部屋同様に汚い家に住む当方だが、永作がやってくるだけで全てが浄化されてしまうんじゃないかと錯覚していたり、いなかったり。
当blogで一度取り上げたこともあるのだが、『水曜どうでしょう』のミスターこと、鈴井貴之が監督した『銀のエンゼル』という映画がある。
当方の見聞きした範囲では評判が芳しくなかったので、今まで未見だった。
ちょっと前に、当方のお気に入りの女優・佐藤めぐみがヒロイン役で出演しているという情報をGETしたので、それを目当てに見た。
確かに、佐藤めぐみは可愛かったのだが、作品のデキに関しては、評判どおりあまり芳しい評価を与えることができなかった。
それぞれに業を背負った人々が、田舎のコンビニを拠り所として、各人の人生を昇華させていくという人間模様ドラマであった。わりとありがちなテーマだし、各人物の背景と成長過程を上手く描ければ傑作になり得るテーマなのだが、失敗すると散漫で意味が分からず退屈な駄作になるわけで。
残念ながら、この作品は後者の轍を踏んでしまったと言わざるを得ない。
斉藤由貴ファンのalm-ore 読者のみなさま、NHKの連続テレビ小説「つばさ」に斉藤由貴が大登場ですよ!
もうね、朝からウィスキー飲まなきゃいけないくらいの勢いですよ。
(1990年代中期に札幌のアホな大学院生達の間で、斉藤由貴の『MAY』の中の「好きよ」という歌詞にあわせてウィスキーを飲み込むと、ものすごく萌えるという大ブームが巻き起こったのだ。)
つばさ(多部未華子)の実家の和菓子屋は、一時的な人手不足解消のため、パートタイマーとして末永紀菜子(斉藤由貴)を雇うことにした。彼女は器量もよく、清楚なしっかり者であったため、初日から人気店員(看板熟女; 38歳)となり、店は記録的な繁盛であった。家の者からも気に入られ、夕食をともにし、帰りには店の和菓子を土産にもらい、全員が幸せな気持ちで一日を終えようとしていた。
忘れ物のハンカチに気づいたつばさは紀菜子の後を追うが、路地裏でもらったばかりの和菓子を憎らしげに破棄している紀菜子の姿を垣間見てしまう。